世界の神話Mythos

Norse Mythology

ヴァフスルーズニルの歌オーディンは名前をかくして、いちばん物知りの巨人をたずね、首をかけた知恵くらべをした。昼をはこぶ馬の名、世界のはじまり、神々のおわりのあとのこと。そして最後の問い。「オーディンは、火葬の火にのる前の息子の耳に、何をささやいたか」

2026年10月10日

ペン画。左にとんがり帽子で杖をもつ老人、右に玉座の老巨人がすわってむかいあい、話しあっている。まんなかに、花輪をもった女性が立っている
ローレンツ・フレーリク「オーディンとヴァフスルーズニル」(K.イェレルプ『古エッダの神々の歌』1895年の挿絵)。ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)。コモンズの説明によると、まんなかの女性は詩には出てこず、画家がえがきくわえたものです
目次
  1. プロフィール
  2. 1. 名前をかくして
  3. 2. 首をかけて
  4. 3. 神々のおわりのあと
  5. 4. 最後の問い
  6. まとめ

プレ男神さまと巨人のクイズ対決!? 負けたらどうなるの?

メル美首をかけるんだって…。でも、オーディンの最後の問いがすごいの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は北欧神話の「ヴァフスルーズニルの歌」です。『古エッダ』の「ヴァフスルーズニルの歌」を、H.A.ベローズの英訳(1923年、Project Gutenberg)と解説で読みました。出かける前のオーディンとフリッグのやりとりはフリッグの記事にもあります。北欧神話の全体は北欧神話の入門へ。

ペン画。左にとんがり帽子で杖をもつ老人、右に玉座の老巨人がすわってむかいあい、話しあっている。まんなかに、花輪をもった女性が立っている

ローレンツ・フレーリク「オーディンとヴァフスルーズニル」(K.イェレルプ『古エッダの神々の歌』1895年の挿絵)。ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)。コモンズの説明によると、まんなかの女性は詩には出てこず、画家がえがきくわえたものです

プロフィール

ヴァフスルーズニル 巨人の中でいちばんの物知り(フリッグの言葉)
オーディンの名のり 「ガグンラーズ」
かけたもの たがいの首
巨人の問い 4つ(昼と夜の馬、境の川、最後の戦いの野)
オーディンの問い 番号つきの12と、そのあとの問い

1. 名前をかくして

メル美昼をはこぶ馬と、夜をはこぶ馬がいるんだ。北欧の空はロマンチックだね。

2. 首をかけて

3. 神々のおわりのあと

プレ男自分が死ぬことまで聞くなんて…。オーディンって、知ることにどこまでも本気なんだね。

4. 最後の問い

ベローズ訳では、オーディンの最後の問いに、巨人は「だれにもわからない」と答え、相手がオーディンだと気づいて、知恵くらべの負けをみとめました。

まとめ


参考文献

  1. Henry Adams Bellows(英訳). The Poetic Edda(1923年). Vafthruthnismol(Introductory Note; 6–21, 44–47, 52–55). Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/73533 (閲覧日:2026年10月10日)
  2. ウィキメディア・コモンズ. Odin and Vafþrúðnir by Frølich(Lorenz Frølich、1895年、パブリックドメイン). https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Odin_and_Vafþrúðnir_by_Frølich.jpg (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. II北欧神話オーディン知恵の泉の水を飲むため、片目を差し出した神々の父。毎朝2羽のカラスを世界に飛ばし、ルーン文字を手に入れるため、風のふく木に9夜つるされた。食べるのはワインだけ、肉は2匹の狼に
  2. II北欧神話フリッグオーディンの妻で、人の運命を知っていても語らない女神。夫と「どちらの育て子がりっぱな王か」の賭けをし、侍女フッラを送って、旅人に化けたオーディンをつかまえさせた。わが子バルドルが死ぬと、フェンサリルの館でさめざめと泣いた
  3. II北欧神話ラグナロク(神々の最後の日)夏の来ない「フィンブルの冬」が3年、狼が太陽と月をのみこみ、炎の巨人スルトが世界を焼く。でもそのあと、緑の大地が海からよみがえり、2人の人間から新しい世界が始まる