世界の神話Mythos

Indian Mythology

太陽の娘タパティー山で出会った乙女に心をうばわれた王サンヴァラナ。乙女は「わたしは太陽の娘。父にたのんでください」と言って空へのぼった。王は12日のあいだ太陽をおがみつづけ、聖仙ヴァシシュタが太陽のもとへ行って、乙女をもらいうけてきた

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 「タパティヤ」というよび名
  3. 2. 太陽の娘
  4. 3. 山の出会い
  5. 4. 「父にたのんでください」
  6. 5. 12日のいのり
  7. 6. 雨がもどった国
  8. まとめ

プレ男太陽の神さまの娘と、人間の王さまの恋? どうやって結婚したの?

メル美娘は「お父さんにたのんで」って言ったんだって。そこで、聖仙が太陽までおねがいに行くの!

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はインド神話の太陽の娘タパティーです。『マハーバーラタ』第1巻アーディ・パルヴァの「チャイトララタの巻」第172〜175章(K.M.ガングリ英訳、プロジェクト・グーテンベルク)を読みました。同じ『マハーバーラタ』の愛の物語はサーヴィトリーへ。クルの一族の話はビーシュマの誓いへ。

プロフィール

タパティー 太陽神ヴィヴァスヴァット(スーリヤ)の娘。サーヴィトリーの妹。三界でならぶ者のない美しさ
サンヴァラナ リクシャの子で、クルの一族の王。いつも太陽をうやまっていた
ヴァシシュタ 王の祭官の聖仙。太陽のもとへのぼって、乙女をもらいうけた
2人の子 クル。そのため、クルの一族は「タパティーの子孫(タパティヤ)」ともよばれる
語り手 ガンダルヴァの王。アルジュナに「タパティヤ」とよびかけたわけとして話した

1. 「タパティヤ」というよび名

2. 太陽の娘

3. 山の出会い

4. 「父にたのんでください」

メル美「あなたも、ひと目でわたしの心をうばいました」…。両思いだったんだね!

5. 12日のいのり

6. 雨がもどった国

プレ男王さまがいないと、国に雨もふらなかったんだ。王さまの大事さを語るお話でもあるんだね。

ガングリ訳の『マハーバーラタ』では、聖仙ヴァシシュタが太陽のもとへのぼり、太陽神は「サンヴァラナは王の中で、あなたは聖仙の中で、タパティーは女性の中でいちばんすぐれている」と言って、娘をさずけました。

まとめ


参考文献

  1. Kisari Mohan Ganguli(英訳). The Mahabharata of Krishna-Dwaipayana Vyasa, Volume 1. Adi Parva, Chaitraratha Parva, Sections CLXXII–CLXXV. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/15474 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. VIインド神話サーヴィトリー「この人は1年以内に死ぬ」と知りながら、王女サーヴィトリーはサティヤヴァットを夫にえらんだ。その日、夫の命をつれさる死の神ヤマのあとを、彼女はどこまでも歩いてついていき、言葉をつくして、ついに夫の命をとりもどした
  2. VIVIインド神話ビーシュマの誓い父王が、ふさぎこんでいるわけを知った王子デーヴァヴラタは、漁師の長のもとへ行き、誓った。「この娘から生まれる子を王にしよう。わたしは王位をすて、生涯、妻も子ももたない」。天から花がふり、神々はさけんだ。「この者はビーシュマ(おそるべき者)だ!」
  3. VIVIインド神話ウシャス天の娘、暁の女神。百の車に乗って人々のもとへやってきて、足のある生きものをすべて目ざめさせ、鳥たちを空へ飛びたたせる。身分の高い人も低い人もわけへだてなく照らし、きのうの暁のあとに、きょうの暁がつづいていく