
メル美アメリカで、女性が憲法で投票の権利を保障されたのって、いつだと思う?

プレ男建国のときから…じゃないの?
この記事は、米国立公文書館(National Archives)の解説ページ「19th Amendment to the U.S. Constitution: Women’s Right to Vote (1920)」と、そこに掲載された条文の原文(トランスクリプト)で確かめた内容です。英文の訳は、この記事で訳したものです。
条文
合衆国憲法修正第19条は、たった2つの文でできています。
The right of citizens of the United States to vote shall not be denied or abridged by the United States or by any State on account of sex.
Congress shall have power to enforce this article by appropriate legislation.
- 合衆国市民の投票する権利は、合衆国またはいかなる州によっても、性別を理由として否定または制限されてはならない
- 連邦議会は、適切な立法によって、この条を施行する権限をもつ
いつ決まったのか
米国立公文書館によれば、
| 年月日 | できごと |
|---|---|
| 1878年 | 修正条項が初めて議会に提出される |
| 1912年まで | 西部の9つの州が女性参政権の法律を採択 |
| 1916年 | 主な女性参政権の団体のほぼすべてが、憲法修正という目標で一致 |
| 1917年 | ニューヨーク州が女性参政権を採択 |
| 1918年 | ウィルソン大統領が修正を支持する立場に転じる |
| 1919年5月21日 | 下院が可決 |
| 1919年6月4日 | その2週間後に上院も可決し、議会を通過(解説の表現では「Passed by Congress June 4, 1919」) |
| 1920年8月18日 | テネシー州が36番目の州として批准し、州の4分の3の承認という最後の関門をこえる |
| 1920年8月26日 | 国務長官ベインブリッジ・コルビーが批准を認証 |

プレ男1878年に提出されて、批准は1920年。40年以上かかったんだ!
長い運動
- 米国立公文書館の解説は、こう書いています。19世紀半ばから、何世代もの女性参政権の支持者たちが、講演し、書き、行進し、ロビー活動をし、市民的不服従を行って、多くのアメリカ人がラディカルだと考えた憲法の変更を実現しようとした。「初期の支持者で、1920年の最終的な勝利を見とどけることができた人は、ほとんどいなかった」
- 戦略はさまざまでした。州ごとに女性参政権の法律を通す道、男性だけの投票を定めた法律を裁判で争う道。より対決的な方法として、ピケ、沈黙の抗議(サイレント・ヴィジル)、ハンガーストライキを行った人々もいた
- 支持者たちは、しばしば激しい抵抗にあいました。反対者は、彼女たちをやじり、投獄し、ときには身体的に虐待した、と解説は記しています
批准のあとも
- 解説は、こうも書いています。女性参政権の運動は長く、困難で、ときにドラマチックだった。けれど、批准によって、すべての人の投票権が保障されたわけではなかった
- アフリカ系アメリカ人やほかのマイノリティの女性を投票権に含めるための、数十年にわたるたたかいが残っていた。多くの女性が、州の差別的な投票法のために、20世紀に入ってからも長く投票できなかった

メル美憲法に書かれても、すぐに全員が投票できたわけじゃなかったんだね…。

米国立公文書館によれば、合衆国憲法修正第19条は1878年に初めて議会に提出され、1920年8月18日、テネシー州が36番目の州として批准して成立しました。
まとめ
- 合衆国憲法修正第19条:投票する権利は「性別を理由として否定または制限されてはならない」
- 1878年に初めて議会に提出、1919年6月4日に議会を通過、1920年8月18日に批准
- 最後の関門は、テネシー州が36番目の州として批准したこと(州の4分の3)
- 行進、ピケ、沈黙の抗議、ハンガーストライキ。支持者は投獄されることもあった
- 批准のあとも、アフリカ系アメリカ人などの女性は、州の差別的な投票法で長く投票できなかった
- 憲法そのものはアメリカ合衆国憲法、奴隷解放宣言、独立宣言もどうぞ
参考文献
- U.S. National Archives. 19th Amendment to the U.S. Constitution: Women’s Right to Vote (1920). https://www.archives.gov/milestone-documents/19th-amendment (閲覧日:2026年10月12日)
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