幽々奇譚A Nocturnal Field Guide

Ghost StoriesNo.086

田中貢太郎「狼の怪」山で日が暮れた若い猟師の喉元を、だれかがなめた。つかんだ手は、青い衣の若い女。乳母と二人きりで谷陰に暮らす無邪気な娘と、いっしょに住むことになった猟師が、狼を退治しようと毒をしかけた道で見たもの

田中貢太郎の怪談「狼の怪」(底本:河出文庫『中国の怪談(一)』、底本の親本:桃源社『支那怪談全集』)。深い山で日が暮れ、岩の下で眠っていた若い猟師の章は、喉元をなめられた気がして手をのばし、生き物のあたたかさをつかみます。目をさますと、それは青い衣を着た小柄な若い女でした。「つい悪戯をいたしました」。迎えにきた乳母にさそわれ、谷の家に泊まった章は、親も兄弟もない身の上から、二人と暮らすことになります。けれど二人は、毎日どこかへ出かけ、章がとってこない肉もたくさんありました。中国の怪談を、青空文庫の本文で紹介します。

2026年10月12日

目次
  1. 山で日が暮れて
  2. 喉元をなめたのは
  3. 谷の家で
  4. 毎日出かける二人
  5. 毒をしかけた道で
  6. まとめ

プレ男山で寝てたら喉をなめられた…!?それだけでこわい!

メル美中国の怪談をもとにしたお話なんだって。こわいけど、ちょっとかなしい結末なの。

今回は、田中貢太郎の怪談「狼の怪」(おおかみのかい)です。青空文庫の本文(底本:河出文庫『中国の怪談(一)』、底本の親本:桃源社『支那怪談全集』)で読みました。本文中の「」の言葉は、青空文庫の本文からの引用です。

山で日が暮れて

喉元をなめたのは

プレ男いたずら好きのお嬢さんと、世話やきの乳母さん…。なんだか楽しそうな二人だね。

谷の家で

毎日出かける二人

メル美章は、二人を心配して言ってるんだよね…。

毒をしかけた道で

田中貢太郎の「狼の怪」で、章が狼を退治しようと毒をしかけた道に横たわっていたのは、見覚えのある着物を着た二匹の狼でした。いっしょに暮らしていた娘と乳母の正体は、狼だったのです。

まとめ


参考文献

  1. 田中貢太郎. 狼の怪(底本:『中国の怪談(一)』河出文庫). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/000154/card1627.html (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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