
プレ男もし勃起が何時間もおさまらなくなったら…。はずかしくて、病院になんて行けないかも。

メル美はずかしがってる場合じゃないこともあるんだって。どれくらいで病院に行けばいいのかな。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、持続勃起症(じぞくぼっきしょう)の話です。英国NHSによると、持続勃起症は、長く続く、痛みのある勃起で、すぐに治療しないと陰茎に永久的な障害が残ることがあります。はずかしがらずに、すぐに救急へ行ってほしい状態です。
すぐに救急へ:目安は「3〜4時間」
NHSは、次のようなときは、すぐに救急車を呼ぶか救急外来へ行くようすすめています。
- 勃起が3〜4時間以上続いている
- 鎌状赤血球症のある人で、痛みのある勃起が1時間以上続いている
この長さの勃起は、陰茎に永久的な障害が残らないよう、できるだけ早く病院で治療する必要があります。
- 自分で運転して行かない。だれかに送ってもらうか、救急車を呼ぶ
- 飲んでいる薬を持っていく

メル美3〜4時間が目安なんだ。はずかしくても、迷わず救急なんだね。
救急に行くまでにできること
NHSは、勃起をおさめるために、次のことを試せるとしています。
すること
- おしっこをしてみる
- 温かいお風呂やシャワー
- 水をたくさん飲む
- 軽く歩く
- スクワットやその場でのかけ足などの運動
- 必要なら痛み止めを飲む(NHSはパラセタモール=アセトアミノフェンをあげています)
しないこと
- 陰茎を氷や冷たい水で冷やさない(かえって悪くなることがある)
- セックスやマスターベーションをしない(勃起はおさまりません)
- お酒を飲まない
- たばこを吸わない
ただし、3〜4時間以上続いているときは、これらを試すより救急が先です。

痛みのある勃起が3〜4時間以上続くときは、すぐに救急へ。治療が遅れると、陰茎に後遺症が残ることがあります。はずかしがらないでください。
病院での治療
NHSによると、
- 局所麻酔をして、針で陰茎の血液を抜く
- 飲み薬や、陰茎への注射
- 全身麻酔で、小さな切開から血液を抜く手術
などで、勃起をおさめます。
原因
NHSは、原因として次のものをあげています。
- 鎌状赤血球症(とくに多い)
- 血液をさらさらにする薬(ワルファリンなど)
- 一部の抗うつ薬
- 大麻、コカインなどの薬物
- 一部の血圧の薬
- サラセミア、白血病などのほかの血液の病気
- 一部のEDの治療
EDの薬を使っている人は、薬の説明書にある注意を確かめ、4時間以上勃起が続くときは医師の診察を受けるようにしましょう(EDの薬)。
まとめ
- 持続勃起症は、長く続く、痛みのある勃起。すぐに治療しないと陰茎に後遺症が残ることがある
- 3〜4時間以上(鎌状赤血球症のある人は1時間以上)続くときは、すぐに救急へ。自分で運転しない、薬を持っていく
- 待つ間は、おしっこ、温かいお風呂、水分、軽い運動。冷やさない、セックス・マスターベーション・お酒・たばこはしない
- 原因は、血液の病気、一部の薬、大麻やコカイン、EDの治療など
参考文献
- NHS. Priapism (painful erections)(Page last reviewed: 5 December 2023). https://www.nhs.uk/conditions/priapism/ (閲覧日:2026年10月5日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。