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風疹ワクチンの制度の歴史

1977年は中学生の女子だけ、1995年度から男女の幼児に、2006年度から2回接種。だから「受ける機会がなかった世代」の男性がいる

2026年10月12日

日本の風疹の予防接種の制度の移り変わりについて、国立健康危機管理研究機構の「病原微生物検出情報(IASR)」2026年4月号の「風しん排除認定達成までの道のり―女児対象接種から成人男性への追加的対策まで―」(厚生労働省予防接種課)をもとにまとめました。風疹の定期接種は1977年8月に中学生の女子だけで始まり、1995年度から男女の幼児に変わり、2006年度からは麻疹風疹混合(MR)ワクチンの2回接種になりました。女子だけが対象だった世代などに抗体をもたない人が残り、2012〜2013年の大流行(約1万7,000例、先天性風疹症候群45例)につながりました。2019年度からの第5期定期接種などで、2025年9月に日本の風疹の排除が認定されました。

目次
  1. 制度の移り変わり
  2. 2012〜2013年の大流行
  3. 第5期の定期接種と、風疹の排除
  4. まとめ

プレ男どうして40代〜60代の男性だけ、風疹の抗体が少ないの?

メル美むかしは、女子だけがワクチンの対象だったんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、日本の風疹ワクチンの制度の歴史の話です。国立健康危機管理研究機構の「病原微生物検出情報(IASR)」2026年4月号の「風しん排除認定達成までの道のり―女児対象接種から成人男性への追加的対策まで―」(厚生労働省 予防接種課)をもとにまとめました。

制度の移り変わり

時期 風疹の定期接種の対象
1977年8月〜 中学生の女子だけ
1995年度〜 男女の幼児(1995年4月〜2003年9月は、時限的に中学生の男女にも)
2006年度〜 麻疹風疹混合(MR)ワクチンで、1歳(第1期)と小学校入学前の1年(第2期)の2回
2019年度〜2024年度 第5期:1962年4月2日〜1979年4月1日生まれの男性(抗体検査のうえで接種)

風疹の定期接種は、1977年に中学生の女子だけで始まりました。そのため、定期接種を受ける機会がなかった世代の男性に、抗体をもたない人が残りました。

2012〜2013年の大流行

第5期の定期接種と、風疹の排除

プレ男制度のちがいで、生まれた年によって受けたワクチンがちがうんだね。自分がどの世代か確かめておこう。

大人の風疹の対策は大人の風疹対策、日本の風疹の「排除」は日本の風疹は「排除」を達成、いまの抗体の割合は風疹の抗体をもっている人の割合(2025年度)を見てください。

職場での対策の例は、風疹の対策は職場でもを見てください。

まとめ


参考文献

  1. 厚生労働省健康・生活衛生局 感染症対策部予防接種課. 風しん排除認定達成までの道のり―女児対象接種から成人男性への追加的対策まで―(IASR Vol.47 p62-63: 2026年4月号). https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/iasr/pathogens/vol47/554/554r02.html (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。