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プレ男えっ、裁判所から「裁判員候補者」って封筒が来た!これ、ことわれるの?

メル美辞退できる場合は、法律に書いてあるよ。どんな事件を担当するのかも、確かめてみよう。
この記事は、e-Gov法令検索で2026年10月12日に確認した、「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」(裁判員法)の現行の条文で確かめた内容です。手続のくわしい内容は、とどいた書類や裁判所の案内をご確認ください。
裁判員が参加する事件(2条)
- 地方裁判所で、つぎの事件は、裁判員が参加して審理します(2条1項)
- 死刑または無期拘禁刑にあたる罪の事件
- 法定合議事件のうち、故意の犯罪行為で被害者を死亡させた罪の事件
- 合議体は、原則として裁判官3人・裁判員6人(2条2項)
- 公判前整理手続で、起訴された事実に争いがないと認められるなど、一定の場合には、裁判官1人・裁判員4人で審理することもあります(2条2項ただし書・3項)
だれが選ばれる?(13条〜15条)
- 裁判員は、衆議院議員の選挙権をもつ人の中から選ばれます(13条)
- 義務教育を終えていない人(同等以上の学識がある人をのぞく)、拘禁刑以上の刑に処せられた人などは、裁判員になれません(14条)
- 国会議員、裁判官・検察官・弁護士(とその経験者)、警察職員、自衛官、大学の法律学の教授・准教授などは、裁判員の職務につけません(15条)

プレ男法律のプロは、むしろ選ばれないんだ。
辞退を申し立てられる人(16条)
16条にあげられた主なものは、つぎのとおりです。
| 辞退を申し立てられる人 | 号 |
|---|---|
| 70歳以上の人 | 1号 |
| 地方議会の議員(会期中の人) | 2号 |
| 学生・生徒(常時通学を要する課程) | 3号 |
| 過去5年以内に裁判員・補充裁判員だった人 | 4号 |
| 過去5年以内に検察審査員・補充員だった人 | 7号 |
| 重い病気やけがで出頭がむずかしい | 8号イ |
| 同居の親族の介護・養育をする必要がある | 8号ロ |
| 自分が処理しないと事業に著しい損害が生じるおそれのある重要な用務がある | 8号ハ |
| 父母の葬式など、ほかの日にできない社会生活上の重要な用務がある | 8号ニ |
| 重大な災害で生活基盤に著しい被害を受け、生活の再建が必要 | 8号ホ |
- 8号には、このほか、政令で定めるやむを得ない事由も含まれます
決めかたと、日当(11条・67条)
- 評議での判断は、裁判官と裁判員の双方の意見を含む、合議体の過半数の意見によります(67条1項)
- 裁判員には、最高裁判所規則にしたがって、旅費・日当・宿泊料が支給されます(11条)
守らなければならないこと
- 呼出しを受けた裁判員候補者が、正当な理由なく出頭しないとき、裁判員が正当な理由なく宣誓をこばんだり、公判期日に出頭しなかったりしたときなどは、10万円以下の過料(112条)
- 裁判員・補充裁判員が、評議の秘密その他の職務上知り得た秘密をもらすと、6月以下の拘禁刑または50万円以下の罰金(108条1項)
- 裁判員をつとめ終わったあとも、職務上知り得た秘密(評議の秘密をのぞく)や、評議でのそれぞれの意見・その数などをもらすと、同じ刑です(108条2項)

メル美終わってからも、評議の中身はひみつなんだね。SNSに書いたりしないように気をつけないと。
裁判員を守るルール(100条〜102条)
- 労働者が裁判員の職務のために休暇をとったことなどを理由に、解雇その他不利益な取扱いをしてはなりません(100条)
- だれも、裁判員や裁判員候補者などの氏名・住所その他の個人を特定できる情報を公にしてはならない(101条1項)
- だれも、事件について、その事件の裁判員などに接触してはならない(102条1項)

裁判員法16条は、70歳以上の人、学生、重い病気やけが、同居の親族の介護・養育などの事由がある人に、辞退の申立てを認めています。呼出しに正当な理由なく応じないと、112条により10万円以下の過料です。
まとめ
- 裁判員が参加するのは、死刑・無期拘禁刑にあたる罪の事件などで、原則裁判官3人・裁判員6人(2条)
- 裁判員は、衆議院議員の選挙権をもつ人から選ばれる(13条)
- 70歳以上、学生、病気・介護・養育、重大な災害などは辞退を申し立てられる(16条)
- 旅費・日当・宿泊料が出る(11条)
- 正当な理由なく出頭しないと10万円以下の過料(112条)。評議の秘密をもらすと6月以下の拘禁刑または50万円以下の罰金(108条)
- 裁判員の休暇を理由とする解雇などは禁止(100条)
- 事件の届け出は被害届と告訴、捜査の流れは逮捕されたら、解雇のルールもどうぞ
参考文献
- 裁判員の参加する刑事裁判に関する法律(平成16年法律第63号)第2条、第11条、第13条〜第16条、第67条、第100条〜第102条、第108条、第112条. e-Gov法令検索. https://laws.e-gov.go.jp/law/416AC0000000063 (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。