男磨きOWNER'S MANUAL

PART 05 / SYSTEMDOC. M-05-03

サウナで「ととのう」は体にいい?フィンランドの2,315人・20年の研究と、消費者庁が注意する危ない入り方

PART05 習慣DATE2026年9月29日
SOURCES3 件CHECK医師 監修

サウナ好きの男性が増えています。フィンランドで中年男性2,315人を約20年追いかけた研究では、週4〜7回サウナに入る人は、心臓の突然死が少ない傾向がありました。一方、日本ではサウナでの事故が2022・23年度に年10件と増えています。研究の読み方と、安全に楽しむための入り方をまとめました。

目次
  1. 研究:週4〜7回の人は、心臓の突然死が少なかった
  2. 日本では、サウナの事故が増えている
  3. 安全に「ととのう」ための7つのポイント
  4. まとめ

プレ男最近、毎週サウナで「ととのって」るんだ。できる男はみんなサウナに行ってるらしいよ!

メル美気持ちよさそうだけど、あんなに熱いところにいて、体は大丈夫なの?

こんにちは、Dr. Taro です。 「男磨き」の習慣シリーズ、今回はサウナです。体にいいという研究と、気をつけたい事故の話を、両方まとめました。

研究:週4〜7回の人は、心臓の突然死が少なかった

フィンランドで行われた研究(2015年、米国の医学誌『JAMA Internal Medicine』)です。

プレ男やっぱりサウナ最強じゃん!今日から毎日行こうかな。

ただし、読み方に注意

日本では、サウナの事故が増えている

消費者庁は2024年6月、サウナの事故について注意を呼びかけました。

サウナでの事故の登録件数(年度別):2014年度3件、15年度3件、16年度5件、17年度5件、18年度6件、19年度2件、20年度6件、21年度5件、22年度10件、23年度10件

たとえば、こんな事故がありました(消費者庁の事例より)。

メル美若い人でも、転んだり、やけどしたりしてるんだね。

安全に「ととのう」ための7つのポイント

消費者庁の資料と、そこに載っている専門医(温泉療法専門医)のコメントをもとにまとめました。

  1. お酒を飲んだあと(二日酔いも)は入らない。体調が悪いとき、熱があるとき、食事や運動の直後も避けます
  2. 入る前に、コップ1〜2杯の水を飲む。汗で水分が失われ、脱水や熱中症になるおそれがあります
  3. 金属のアクセサリーは外す。ロッカーのカギの金属部分も、肌にふれないようにします
  4. 先にシャワーを浴びる。温かいシャワーを手足の先から体の中心へかけ、体を慣らします
  5. 下の段から座る。サウナ室は1段上がるごとに約10℃熱くなります。最初から上の段に座ると、血圧が急に上がる危険があります
  6. がまんしない。汗をかいたり、どきどきしたりしたら外に出る
  7. 水風呂は無理しない。熱い体でいきなり水風呂に入ると、血圧が上がり、心臓に負担がかかります。苦手なら、サウナと外気浴をくり返すだけでもかまいません

お酒を飲んだあとや、体調が悪いときのサウナは避けましょう。がまん比べをしないことが、いちばんの安全対策です。

まとめ


参考文献

  1. Laukkanen T, Khan H, Zaccardi F, Laukkanen JA. Association between sauna bathing and fatal cardiovascular and all-cause mortality events. JAMA Intern Med. 2015. https://doi.org/10.1001/jamainternmed.2014.8187 (閲覧日:2026年9月29日)
  2. Laukkanen T, Kunutsor S, Kauhanen J, Laukkanen JA. Sauna bathing is inversely associated with dementia and Alzheimer’s disease in middle-aged Finnish men. Age Ageing. 2017. https://doi.org/10.1093/ageing/afw212 (閲覧日:2026年9月29日)
  3. 消費者庁. サウナ浴での事故に注意 ― 体調に合わせて無理せず安全に ―(2024年6月5日). https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_076/assets/consumer_safety_cms205_20240605_01.pdf (閲覧日:2026年9月29日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。