幽々奇譚A Nocturnal Field Guide

Ghost StoriesNo.089

田中貢太郎「死人の手」日の暮れた峠の一軒家。「女房が死んだから、留守居をしておくれ」と主人は出かけていった。屏風のかげの亡骸から、蒼白い痩せた手がすうっと出て、枕団子をつかむ——そして縁の下からは、毛むくじゃらの手が

田中貢太郎の怪談「死人の手」(底本の親本は1934年の改造社『日本怪談全集』)。秋の夕暮れ、深い山を越えようとした旅人は、峠の近くで日が暮れ、一軒の板葺きの家にたどりつきます。主人は、今日の夕方、女房が病気で死んだので、下の村の親類に知らせにいく、そのあいだ留守居をしてほしいと言って出ていきました。屏風を逆さに立てたかげには、亡骸。旅人が見まいとしても目が向いてしまうそのとき——。こわい話のあとに、思いがけない結末が待っています。青空文庫の本文で紹介します。

2026年10月12日

目次
  1. 隣の老人から聞いた話
  2. 峠の一軒家
  3. 屏風のかげの亡骸
  4. 蒼白い手
  5. 主人がもどって
  6. 縁の下の手
  7. まとめ

メル美「死人の手」…。題名だけでもこわいね。

プレ男でも、最後まで読むと、ちょっとちがう気持ちになる話らしいよ。

今回は、田中貢太郎の怪談「死人の手」(しにんのて)です。青空文庫の本文(底本:桃源社『日本怪談全集』、底本の親本:改造社『日本怪談全集』1934年)で読みました。本文中の「」の言葉は、青空文庫の本文からの引用です。

隣の老人から聞いた話

峠の一軒家

屏風のかげの亡骸

プレ男知らない家で、亡くなった人とふたりきり…。それはこわい。

蒼白い手

主人がもどって

メル美お母さんのそばからはなれない子どもだったんだ…。団子を食べずに、にぎったまま。

縁の下の手

田中貢太郎の「死人の手」で、亡骸から出た蒼白い手は、母親にだきついて眠っていた4つばかりの子どもの手でした。子どもは団子を食べずに、にぎったままだったと主人は語ります。

まとめ


参考文献

  1. 田中貢太郎. 死人の手(底本:『日本怪談全集』桃源社). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/000154/card42324.html (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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