喰らい方のコツ2026年10月10日

食品の「自主回収(リコール)」は届出が義務:アレルゲンや消費期限の表示ミスで回収するとき、事業者は行政に届け出る。2021年6月から運用。回収情報は消費者庁の「食品表示リコール情報及び違反情報サイト」などで公表

消費者庁の「食品表示法の一部を改正する法律の概要」(平成30年法律第97号)などによると、改正前は、食品関連事業者が食品の自主回収(リコール)をしても、食品表示法では行政機関への届出の決まりがありませんでした。改正で、食品の安全性に関する食品表示基準に従った表示がされていない食品(アレルゲンや消費期限の欠落・誤表示など)を自主回収するときは、行政機関への届出が義務になり、届け出た情報は行政機関が消費者に公表します。届け出なかったり、うその届出をした者には罰金があります。食品衛生法でも同じように食品リコール情報の届出が制度化され、両法の届出は一体で運用されています。消費者庁の通知によると、届出制度は2021年6月以降、厚生労働省の食品衛生申請等システムを使って行われています。消費者は、消費者庁の「食品表示リコール情報及び違反情報サイト」で回収情報を確認できます。

目次
  1. 回収するときは届出が義務
  2. 届出から公表まで
  3. 食品衛生法の回収も一体で
  4. 回収情報の調べ方
  5. まとめ

メル美コンビニで「自主回収のお知らせ」っていう貼り紙を見たの。アレルギーの表示がぬけていたんだって。

プレ男食品の回収って、お店が勝手にやってるだけなのかな?

今回は、食品の自主回収(リコール)の届出制度です。消費者庁の「食品表示法の一部を改正する法律の概要」(平成30年法律第97号)と、消費者庁の通知「食品表示法第10条の2第1項の規定に基づく食品の自主回収の届出について」の一部改正(2025年5月13日)で確認した内容をまとめました。

回収するときは届出が義務

プレ男届け出ないと罰金なんだ。

届出から公表まで

  1. 事業者が、流通している食品の表示のまちがいに気づき、自主回収を始める
  2. 事業者が、システムに入力して届け出る(名称、期限、製造者、回収の理由、健康への影響、写真など)
  3. 都道府県などを通じて国(消費者庁)に報告される
  4. 行政機関が消費者に公表する

食品衛生法の回収も一体で

メル美回収の情報は、国がまとめて公表しているんだね。

回収情報の調べ方

消費者庁によると、アレルゲンや消費期限の表示のまちがいで食品を自主回収するときは、事業者に行政への届出が義務づけられ、回収情報は消費者に公表されます。

まとめ


参考文献

  1. 消費者庁. 食品表示法の一部を改正する法律の概要(平成30年法律第97号). https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/amendment_001/pdf/amendment_001_181214_0001.pdf (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 消費者庁. 「食品表示法第10条の2第1項の規定に基づく食品の自主回収の届出について」の一部改正について(2025年5月13日). https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/amendment_001/assets/food_labeling_cms203_250515_01.pdf (閲覧日:2026年10月10日)
  3. 消費者庁. 食品表示リコール情報及び違反情報サイト. https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_recall/ (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。