禁煙外来2026年9月29日

恋人や家族が禁煙を始めたら:いちばん強いサポーターは身近な人。とにかくほめる、たばこを遠ざける、最初の2週間のイライラは大目に。7つのコツ

厚生労働省のe-ヘルスネット(愛知医科大学・谷口千枝教授)によると、禁煙に挑戦する人にとって最も強力なサポーターは家族です。禁煙中のイライラや元気のなさは、意志の強さとは関係なく脳の神経伝達物質の影響によるもの。少しでも吸わずにいられたらほめる、たばこやライターを片づける、ガムなどの小物を用意する、ときどきごほうび、外に連れ出して気分転換、声をかける、離脱症状が強い最初の2週間は大目に見る。7つのコツをまとめました。

目次
  1. いちばん強いサポーターは、身近な人
  2. サポートの7つのコツ
  3. 自力でつらいときは「禁煙外来」
  4. 立場を入れかえても同じ
  5. まとめ

プレ男決めた!今日から禁煙する!

メル美応援したいけど、どうサポートしたらいいんだろう。イライラしてケンカにならないかも心配…。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、身近な人の禁煙をサポートするコツの話です。厚生労働省の「e-ヘルスネット」の記事「禁煙を開始する方のご家族へ – 上手なサポートを教えます」(愛知医科大学・谷口千枝教授、2018年9月5日最終確認)をもとにまとめました。記事は家族向けですが、恋人や友だちにも役立つ内容です。

いちばん強いサポーターは、身近な人

サポートの7つのコツ

  1. 少しでも吸わずにいられたら、とにかくほめる:ほめて損はありません。禁煙を続ける秘訣は「自信を持つこと」です
  2. たばこを吸いたくならない環境をつくる:たばこ・ライター・灰皿は処分して、吸っていた場所を掃除。捨てにくいなら預かってあげましょう
  3. 禁煙に役立つ小物を用意する:ガムや昆布など。口さびしさをまぎらわすものは、口に残る・歯ごたえがある・カロリーが低いものがおすすめです
  4. ときどきごほうび:一緒に目標を決めて「ここまで続いたら○○」と約束。高価なものでなくても、お祝いの気持ちを表すだけで目標達成になります
  5. 外に連れ出して気分転換:たばこのことを考えない時間をつくりましょう。一緒に散歩するなど、禁煙をきっかけに新しい日課をつくるのも
  6. できるだけ声をかける:禁煙をひとりの作業にしない。「一緒にがんばっている」チームとして支えましょう
  7. 大目に見る:禁煙を始めてから2週間は、離脱症状が強い時期です。イライラして当たられたり、眠くて集中できなかったりすることも。「ニコチンの離脱症状のせい」と考えて、できるだけ大目に見てあげましょう。落ち着くにつれて症状は少なくなります

メル美イライラされても「ニコチンのせい」って思えば、ケンカしないですみそう。

禁煙中のイライラは、意志の強さとは関係なく、脳の神経伝達物質の影響で起こるものです。禁煙を始めてから2週間は離脱症状が強い時期なので、できるだけ大目に見てあげてください。

自力でつらいときは「禁煙外来」

厚生労働省のe-ヘルスネット(2024年3月更新)によると、禁煙外来では、薬とアドバイスで、自力より楽に確実に禁煙できるとされています。

メル美ひとりでがまんするより、病院で薬を使ったほうが楽なんだね。いっしょに調べてみようか。

立場を入れかえても同じ

プレ男1日吸わなかったら、ほめてくれる?

メル美もちろん!1週間続いたら、ふたりで好きなごはんを食べに行こう。

まとめ


参考文献

  1. 谷口千枝. 禁煙を開始する方のご家族へ – 上手なサポートを教えます. 厚生労働省 e-ヘルスネット(2018年9月5日最終確認). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/tobacco/t-06-004.html (閲覧日:2026年9月29日)
  2. 中村正和. 禁煙治療ってどんなもの?. 厚生労働省 e-ヘルスネット(2024年3月6日更新). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/tobacco/t-06-007.html (閲覧日:2026年9月30日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。