2026年4〜6月の梅毒は2,950件:前の年の同じ時期より約2割少ない。とくに異性間の女性で約3割減。それでも、届出がいちばん多いのは20〜24歳の女性
国立健康危機管理研究機構(JIHS)の「感染症発生動向調査で届け出られた梅毒の概要」(2026年7月1日現在)をもとに、2026年第2四半期(4〜6月)の梅毒をまとめました。届出は2,950件で、2025年の同じ時期(3,748件)より約21%少なくなりました。異性間の男性は約25%、異性間の女性は約34%、男性同士は約9%少なくなっています。それでも、女性では20〜24歳(324件)がもっとも多く、男女・年齢別の中でもいちばん多い区分でした。異性間の女性の約3人に1人は、症状のない「無症候」の段階で見つかっています。数字は速報的なもので、あとからふえることがあります。

メル美梅毒、2026年はへってきたって聞いたけど、本当?

プレ男へったなら、もう安心なのかな?
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、2026年4〜6月(第2四半期)の梅毒の話です。国立健康危機管理研究機構(JIHS)の「感染症発生動向調査で届け出られた梅毒の概要」(2026年7月1日現在)をもとにまとめました。1〜9月の速報の数字は、【2026年9月の速報】を見てください。
前の年より約2割少ない
JIHSの集計(2026年7月1日現在)によると、
| 2025年4〜6月 | 2026年4〜6月 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 全体 | 3,748件 | 2,950件 | 約21%減 |
| 異性間の男性 | 1,461件 | 1,103件 | 約25%減 |
| 異性間の女性 | 1,091件 | 725件 | 約34%減 |
| 男性同士 | 288件 | 263件 | 約9%減 |
- 2026年1〜3月は2,660件、4〜6月は2,950件でした
- 異性間の女性で、へり方がいちばん大きくなっています
それでも、20〜24歳の女性がいちばん多い
JIHSの集計によると、2026年4〜6月の届出を男女・年齢別にみると、
- 女性では、20〜24歳が324件でもっとも多く(2025年の同じ時期は489件)、25〜29歳197件、15〜19歳94件でした
- 男性では、40〜44歳(241件)、25〜29歳(232件)、60歳以上(228件)などが多く、幅広い年代に広がっています
- 男女・年齢のすべての区分の中で、いちばん多いのは20〜24歳の女性でした

梅毒の届出は前の年より少なくなっていますが、それでも3か月で約3,000件あります。20〜24歳の女性がいちばん多く、症状のないまま見つかる人も多いので、心当たりがあれば検査を受けてください。
異性間の女性の約3人に1人は「症状なし」
JIHSの集計によると、2026年4〜6月の異性間の女性725件のうち、
- 早期顕症梅毒(第1期)158件、(第2期)315件
- 無症候(症状のない段階)242件で、約3人に1人でした

プレ男へっているといっても、まだまだ多いんだね。症状がなくても見つかる人がこんなにいるんだ。
症状のない梅毒は症状がないのに梅毒(無症候梅毒)、2025年の年齢別の数字は梅毒は何歳に多い?(2025年の届出)を見てください。
まとめ
- 2026年4〜6月の梅毒は2,950件。前の年の同じ時期より約21%少ない
- 異性間の女性で約34%減と、へり方がいちばん大きい
- それでも、20〜24歳の女性が男女・年齢別でいちばん多い
- 異性間の女性の約3人に1人は症状なしで見つかっている
- へっていてもまだ多い。心当たりがあれば検査を
参考文献
- 国立健康危機管理研究機構 国立感染症研究所. 感染症発生動向調査で届け出られた梅毒の概要(2026年7月1日現在、PDF)(表1、表3、表4). https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/idss/target-diseases/syphilis/notification/syphilis2026q2.pdf (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。
