基礎知識2026年10月10日

梅毒の検査で「弱い陽性」がずっと続く:治ったあと(陳旧性梅毒)か、今の感染(活動性梅毒)かは、1回の検査だけでは決められない。約4週ごとに数値の動きをみて、症状やパートナーの状況もあわせて判断。1年ほど経過をみて、迷えば専門医へ

梅毒の検査で「弱い陽性」と言われ、それがずっと続く——日本産婦人科医会の研修ノート(医師向け、2026年)によると、そんなときは、治ったあとの状態(陳旧性梅毒)と、今の感染(活動性梅毒)の両方の可能性を考えます。陳旧性梅毒は、検査の値だけ、とくに1回の検査だけでは診断できません。同じ検査キットでRPRとTP抗体を同時に測る検査を、およそ4週ごとにくり返して数値の動きをみて、症状の有無やパートナーの状況もあわせて判断します。1年ほどを目安に経過をみて、迷うときは専門医に相談します。

プレ男前に梅毒の治療をしたんだけど、検査のたびに「弱い陽性」って言われるんだ。まだ治ってないのかな……。

メル美治っても、検査の数字がゼロにならないことがあるって聞いたことがあるよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、梅毒の検査で弱い陽性が続くときの話です。日本産婦人科医会の研修ノート「No116 産婦人科診療 こんなときどうする?」の「梅毒STS弱陽性が続く場合の対応は?」と「陳旧性梅毒で治療後にも継続する症状への対応は?」(医師向け)をもとにまとめました。梅毒の血液検査の基本は梅毒の血液検査の見方を見てください。

治ったあと?今の感染?

研修ノートによると、

プレ男1回の検査だけじゃ、治ったかどうかは決められないんだね。

約4週ごとに数値の動きをみる

研修ノートによると、

梅毒は、治ったあとも検査の値が残ることがあります。1回の結果で不安になりすぎず、決められた間隔で検査を受けて、数値の動きを医師と一緒に確かめましょう。新しい症状が出たときや、パートナーが梅毒と言われたときは、すぐに伝えてください。

再感染については、梅毒は治っても、またかかるを見てください。

まとめ


参考文献

  1. 公益社団法人日本産婦人科医会. 研修ノート No116 産婦人科診療 こんなときどうする?「5.梅毒STS弱陽性が続く場合の対応は?」「8.陳旧性梅毒で治療後にも継続する症状への対応は?」. https://www.jaog.or.jp/note/no116_3_5/ (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。