副業・事業と税金2026年10月12日

会社への税務調査(令和6事務年度):法人税・消費税の実地調査は5万4千件、申告漏れ所得は8,198億円、追徴税額は3,407億円で直近10年で最高。1件あたり634万円。AIで調査が必要な会社を選んでいる(国税庁)

国税庁の「令和6事務年度 法人税等の調査事績の概要」(2025年12月)によると、2024年7月から2025年6月までに終わった法人税・消費税の実地調査は5万4千件(前年比7.4%減)で、申告漏れ所得金額の総額は8,198億円(同15.8%減)でした。一方、追徴税額(法人税・消費税、加算税などをふくむ)の総額は3,407億円(同6.6%増)で、直近10年で最高になり、調査1件あたりの追徴税額は634万2千円(同15.4%増)でした。源泉所得税の実地調査は6万4千件で、追徴税額は404億円、1件あたり63万3千円で直近10年の最高です。国税庁は、AIを使った予測モデルで調査の必要度が高い法人を選び、想定される不正パターンを判定したうえで、調査官が最終的に判断しているとしています。事例として、売上伝票を捨てて現金売上を除外したケースや、売上代金を代表者の個人口座に入れさせたケースなどを紹介しています。

目次
  1. 法人税・消費税の実地調査
  2. 源泉所得税の実地調査(令和6事務年度)
  3. AIの活用
  4. 紹介されている事例
  5. まとめ

プレ男会社への税務調査って、年にどれくらいあるの?

メル美国税庁によると、法人税・消費税の実地調査は1年で5万4千件。AIも使って調べる会社を選んでるんだって。

今回は、会社(法人)への税務調査です。国税庁の「令和6事務年度 法人税等の調査事績の概要」(2025年12月)で確認した内容をまとめました。令和6事務年度は、2024年7月〜2025年6月に終わった調査です。

法人税・消費税の実地調査

項目 令和5事務年度 令和6事務年度 前年比
実地調査の件数 5万9千件 5万4千件 7.4%減
申告漏れ所得金額 9,741億円 8,198億円 15.8%減
追徴税額(法人税・消費税) 3,197億円 3,407億円 6.6%増
1件あたりの追徴税額 549万7千円 634万2千円 15.4%増

プレ男調査の数はへったのに、追徴税額はふえてるんだ。

源泉所得税の実地調査(令和6事務年度)

項目 数字
実地調査の件数 6万4千件
まちがいがあった件数 2万1千件
追徴税額 404億円(直近10年で2番目)
1件あたり 63万3千円(直近10年で最高)

AIの活用

紹介されている事例

不正の手口 追徴税額
売上伝票を捨てて、その分の現金売上を除外 約7千万円
売上代金を代表者の個人口座に入金させて売上を除外 約1億円
うその請求書で、貸付けを外注費に見せかけて計上 約1億円

メル美AIで目をつけて、人がしっかり調べるんだね。

国税庁によると、令和6事務年度の法人税・消費税の実地調査による追徴税額は3,407億円で、直近10年で最高でした。

まとめ


参考文献

  1. 国税庁. 令和6事務年度 法人税等の調査事績の概要(2025年12月). https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2025/hojin_chosa/pdf/01.pdf (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。