テストステロン2026年10月12日

男性ホルモン(テストステロン)の血液検査は午前中に:朝高く夕方に下がり、16時の値は朝8時の76〜89%。採血は午前8〜11時が望ましい。肥満や2型糖尿病、睡眠障害、一部の薬でも値は下がる

日本泌尿器科学会などの「LOH症候群(加齢男性・性腺機能低下症)診療の手引き」(2022年12月)によると、血液中のテストステロンは朝に高く夕方に下がり、16時の値は朝8時にくらべて30歳代で76%、70歳代で89%まで下がるため、採血は午前8〜11時が望ましいとされます。性欲や元気の低下、勃起障害などの症状があれば、総テストステロン・フリーテストステロン・LHの測定がすすめられます。テストステロンが低くなる原因には、加齢だけでなく、肥満・2型糖尿病・睡眠障害、栄養障害や過剰な運動、オピオイドや筋肉増強のための蛋白同化ステロイドなどもあり、肥満では減量でテストステロンが改善します。値と症状は必ずしも一致しないため、総合的に判断します。

目次
  1. 採血は午前中に
  2. 何を測る?
  3. 加齢以外にも、下がる原因がある
  4. 値と症状は、必ずしも一致しない
  5. まとめ

プレ男男性ホルモンを測ってもらおうと思って、仕事帰りの夕方に病院に行こうとしたんだ。時間って関係ある?

メル美ホルモンって、一日の中でも変わるのかな。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、男性ホルモン(テストステロン)の血液検査の話です。日本泌尿器科学会などの「LOH症候群(加齢男性・性腺機能低下症)診療の手引き」(2022年12月)の「テストステロン測定の臨床的意義」の章をもとにまとめました。

採血は午前中に

プレ男夕方に測ると、30歳代だと朝の4分の3くらいになっちゃうんだ。午前中に行かなきゃ。

何を測る?

加齢以外にも、下がる原因がある

手引きの表では、テストステロンが低くなる原因として、次のようなものがあげられています(一部)。

テストステロンは朝に高く夕方に下がるので、採血は午前8〜11時が望ましいとされています。値と症状は必ずしも一致しないので、症状と合わせて総合的に判断します。

値と症状は、必ずしも一致しない

メル美採血は午前中に。体重や睡眠のことも、お医者さんに伝えるといいね。

まとめ


参考文献

  1. 日本泌尿器科学会・日本Men’s Health医学会 LOH症候群(加齢男性・性腺機能低下症)診療の手引き作成委員会. LOH症候群(加齢男性・性腺機能低下症)診療の手引き(2022年12月). 9 テストステロン測定の臨床的意義. https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/44_loh.pdf (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。