幽々奇譚A Nocturnal Field Guide

Ghost StoriesNo.099

『雨月物語』の「蛇性の婬」雨やどりで傘を貸した美しい未亡人・真女児。もらった太刀は神社から盗まれた宝物だった。どこまでも追ってくる彼女の正体は、年を経た白い大蛇——最後は道成寺の「蛇が塚」へ。上田秋成の怪談

上田秋成『雨月物語』巻之四の「蛇性の婬」(じゃせいのいん)。紀伊の国三輪が崎の網元の次男・豊雄は、風流を好むやさしい若者。雨やどりの漁師小屋で出会った美しい女性・県の真女児に傘を貸し、翌日たずねた立派な屋敷で、夫婦の契りのしるしに金銀の太刀をもらいます。ところがその太刀は、権現社から盗まれた宝物でした。捕らえられた豊雄が役人と屋敷へ行くと、そこは荒れはてた廃屋。真女児は雷鳴とともに消えます。大和へ逃れた豊雄の前に、彼女はまたあらわれ——。青空文庫の鵜月洋による現代語訳で紹介します。

2026年10月12日

目次
  1. 雨やどりの出会い
  2. 夢と同じ屋敷、そして太刀
  3. 太刀は、盗まれた宝物だった
  4. 廃屋と、雷鳴
  5. 大和で、ふたたび
  6. 吉野の老人
  7. 新婚の夜の声
  8. 道成寺の「蛇が塚」
  9. まとめ

メル美「蛇性の婬」って、題名がもう妖しいね。どんな話なの?

プレ男美しい女の人に、どこまでも追いかけられる男の話らしいよ。

今回は、上田秋成の『雨月物語』巻之四「蛇性の婬」(じゃせいのいん)です。青空文庫の「現代語訳 雨月物語」(上田秋成著、鵜月洋訳。底本:角川文庫『改訂 雨月物語 現代語訳付き』)で読みました。本文中の「」の言葉は、この現代語訳からの引用です。

雨やどりの出会い

夢と同じ屋敷、そして太刀

太刀は、盗まれた宝物だった

プレ男プレゼントが盗品だった!?それで捕まるなんて…。

廃屋と、雷鳴

大和で、ふたたび

吉野の老人

メル美正体は、年を経た蛇!でも老人は、豊雄の心のほうにも問題がある、って言っているんだね。

新婚の夜の声

道成寺の「蛇が塚」

「蛇性の婬」の真女児は、年を経た白い蛇でした。吉野の老人は、豊雄に「男らしく雄々しい勇気をふるいおこして、うわついた心をおしずめなさい」とさとしています。

まとめ


参考文献

  1. 上田秋成(鵜月洋訳). 現代語訳 雨月物語(底本:角川文庫『改訂 雨月物語 現代語訳付き』KADOKAWA). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/001271/card60609.html (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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