幽々奇譚A Nocturnal Field Guide

YōkaiNo.039

日本の妖怪雪女小泉八雲の「雪女」の舞台は武蔵の国。吹雪の小屋で老人を凍らせ、若い木こりには「誰にも言うな」と約束させて見逃す。10人の子の母になっても年をとらなかった妻「お雪」の正体は

雪女といえば、吹雪の夜にあらわれる白い着物の女の妖怪。小泉八雲の『怪談』に収められた「雪女」では、舞台は武蔵の国のある村。木こりの茂作と巳之吉が吹雪で渡し守の小屋に避難すると、白装束の女が茂作に息を吹きかけて凍らせ、18歳の巳之吉には「今夜見たことを誰かに言ったら殺す」と言って去ります。翌年、巳之吉は「お雪」という美しい娘と結婚し、10人の子どもに恵まれますが……。青空文庫の田部隆次訳から紹介します。

2026年10月3日

雪の積もった竹やぶの上に、長い髪と白い着物の女が浮かぶ雪女の絵
鳥山石燕の妖怪図鑑『画図百鬼夜行』(安永5年・1776年刊)の「雪女」。雪の積もった竹やぶに、長い髪の白い着物の女が浮かんでいます。国立国会図書館デジタルコレクション(文化2年・1805年の版)
目次
  1. プロフィール(小泉八雲版)
  2. 吹雪の夜、渡し守の小屋で
  3. 「お雪」との結婚
  4. 約束をやぶった夜
  5. まとめ

プレ男雪女って、雪山で人を凍らせる妖怪でしょ?

メル美小泉八雲の「雪女」は、こわいだけじゃなくて、せつない話なんだって。

日本の妖怪、今回は雪女です。小泉八雲の『怪談』に収められた「雪女」を、青空文庫の田部隆次訳で読んでみました。

プロフィール(小泉八雲版)

出てくる場所 武蔵の国のある村。森へ行くとちゅうの、大きな河の渡し守の小屋
姿 全く白装束の女。息は「あかるい白い煙のよう」。大層綺麗
すること 眠っている人に息を吹きかけて凍らせる
約束 「今夜見た事を誰かに——あなたの母さんにでも——云ったら、私に分ります、そして私、あなたを殺します」
最後 白い霞となって、煙出しの穴から出ていく

雪の積もった竹やぶの上に、長い髪と白い着物の女が浮かぶ雪女の絵

鳥山石燕の妖怪図鑑『画図百鬼夜行』(安永5年・1776年刊)の「雪女」。雪の積もった竹やぶに、長い髪の白い着物の女が浮かんでいます。国立国会図書館デジタルコレクション(文化2年・1805年の版)

吹雪の夜、渡し守の小屋で

プレ男若いから見逃してくれたのか…。でも口止めはこわいな。

「お雪」との結婚

約束をやぶった夜

メル美殺さずに、子どもたちのために消えていったんだね。こわいけど、せつない…。

小泉八雲の「雪女」は、吹雪の小屋で若い木こりを見逃した白い女が、のちに「お雪」として妻になり、約束がやぶられた夜に白い霞となって去っていく話です。

まとめ


参考文献

  1. 小泉八雲(田部隆次訳). 雪女(底本:小泉八雲全集第八卷 家庭版、第一書房、1937年). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/000258/card50326.html (閲覧日:2026年10月3日)
  2. 鳥山石燕 画. 百鬼夜行 3巻拾遺3巻 1. 国立国会図書館デジタルコレクション(インターネット公開・保護期間満了). https://dl.ndl.go.jp/pid/2553975 (閲覧日:2026年10月3日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. 怪談小泉八雲の『怪談』「耳なし芳一」「雪女」は1904年に英語で出版された本から。ギリシャ生まれの作家が、妻セツと暮らした日本で書いた、亡くなる半年前の一冊
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