幽々奇譚A Nocturnal Field Guide

YōkaiNo.033

日本の妖怪座敷わらし住む家は栄え、出ていくと家がかたむく。『遠野物語』では「12、3歳くらいの子どもの姿をした神」。紙のがさがさ、鼻を鳴らす音

岩手県遠野の旧家に住むという座敷わらし。柳田国男『遠野物語』(1910年)では、妖怪というより「ザシキワラシといふ神」と書かれ、12、3歳くらいの子どもの姿をしていて、住む家は「富貴自在(お金も地位も思いのまま)」とされます。廊下ではちあわせた男の子、だれもいない部屋の紙の音、そして家を出ていく2人の女の子——第17話・第18話を原文から紹介します。

2026年10月1日

着物姿で立つ柳田國男の写真
『遠野物語』を書いた柳田國男。出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」(https://www.ndl.go.jp/portrait/ )
目次
  1. プロフィール
  2. 「神」と書かれている(第17話)
  3. 座敷わらしが出ていくと…(第18話)
  4. マジレス:どう読む?
  5. まとめ

メル美座敷わらしって、いる家はお金持ちになるんでしょ?会ってみたいな。

プレ男こわい妖怪じゃなくて、ラッキーな妖怪なんだね。どんな姿なんだろう。

こんにちは、Dr. Taro です。 日本の妖怪を1体ずつ紹介するシリーズ、今回は座敷わらしです。柳田国男の『遠野物語』(明治43年・1910年)の第17話・第18話を、青空文庫の原文で読んでみました。

プロフィール

名前 ザシキワラシ(座敷わらし、座敷童子)
出てくる場所 岩手県遠野の旧家(古くから続く家)
姿 多くは12、3歳くらいの子ども。男の子のことも、女の子のことも
正体 『遠野物語』では「神」と書かれている
特徴 住んでいる家は「富貴自在」(お金も地位も思いのまま)。出ていくと、その家はかたむく

着物姿で立つ柳田國男の写真

『遠野物語』を書いた柳田國男。出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」(https://www.ndl.go.jp/portrait/ )

「神」と書かれている(第17話)

旧家にはザシキワラシといふ神の住みたまふ家少なからず。この神は多くは十二、三ばかりの童児なり。

廊下ではちあわせ

だれもいない部屋の物音

メル美紙のがさがさ、鼻を鳴らす音…。姿が見えなくても、気配でわかるんだ。

座敷わらしが出ていくと…(第18話)

プレ男いるとラッキーだけど、出ていくと大変なことになるんだ…。

マジレス:どう読む?

『遠野物語』では、座敷わらしは「神」と書かれ、多くは12、3歳くらいの子どもの姿で、住む家は富貴自在とされています。こわさより、家を見守る存在として語られてきたのですね。

まとめ


参考文献

  1. 柳田国男. 遠野物語 第17話・第18話(初出:1910年6月14日。底本:新版 遠野物語 付・遠野物語拾遺、角川文庫、1955年). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/001566/card52454.html (閲覧日:2026年10月1日)
  2. 国立国会図書館. 近代日本人の肖像「柳田國男」. https://www.ndl.go.jp/portrait/datas/6076 (閲覧日:2026年10月2日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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