幽々奇譚A Nocturnal Field Guide

Ghost StoriesNo.102

『雨月物語』の「夢応の鯉魚」魚の絵の名人・興義は、病で死んで3日後に生きかえった。「私は鯉になって琵琶湖を泳いでいた」——釣られ、まな板にのせられるまでの不思議な体験。上田秋成の怪談

上田秋成『雨月物語』巻之二の「夢応の鯉魚」(むおうのりぎょ)。醍醐天皇の延長年間、三井寺の僧・興義は魚の絵の名人でした。病で息が絶えて3日、胸のあたたかさを頼りに見守っていた弟子たちの前で、興義は生きかえり、「檀家の平の助の殿は、いま新鮮ななますを肴に酒を飲んでいるはずだ」と言いあてます。湖の神から金色の鯉の服をさずかって琵琶湖を泳ぎまわり、空腹にたえかねて知りあいの漁師の釣り針の餌を呑んだ——その一部始終を、青空文庫の鵜月洋による現代語訳で紹介します。

2026年10月12日

目次
  1. 魚の絵の名人・興義
  2. 死んで3日目に
  3. 「漁師の文四に魚を注文しましたね」
  4. 金色の鯉の服
  5. 琵琶湖めぐり
  6. 餌のにおい
  7. まな板の上で
  8. 絵から泳ぎだした鯉
  9. まとめ

メル美「夢応の鯉魚」は、お坊さんが鯉になってしまう話なんだって。

プレ男鯉に?それ、こわい話なの?楽しい話なの?

今回は、上田秋成の『雨月物語』巻之二「夢応の鯉魚」(むおうのりぎょ)です。青空文庫の「現代語訳 雨月物語」(上田秋成著、鵜月洋訳。底本:角川文庫『改訂 雨月物語 現代語訳付き』)で読みました。本文中の「」の言葉は、この現代語訳からの引用です。

魚の絵の名人・興義

死んで3日目に

「漁師の文四に魚を注文しましたね」

メル美寝ていたはずなのに、よその家のことを全部知ってる!どういうこと?

金色の鯉の服

琵琶湖めぐり

餌のにおい

まな板の上で

プレ男必死にさけんでいたのに、人間には魚の口がぱくぱくしているだけに見えたんだ…。

絵から泳ぎだした鯉

「夢応の鯉魚」の湖の神は、「餌のかんばしいにおいに心まどわされて、釣糸にかかり、身を亡ぼすことのないように」といましめていました。興義は空腹にたえかねて、知りあいの漁師の餌を呑んでしまいます。

まとめ


参考文献

  1. 上田秋成(鵜月洋訳). 現代語訳 雨月物語(底本:角川文庫『改訂 雨月物語 現代語訳付き』KADOKAWA). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/001271/card60609.html (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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