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ほしい数の子どもをもてない人は5人に1人(国連人口基金・世界人口白書2025)

問題は「望まない」ことではなく「選べない」こと。3人に1人は予定外の妊娠を経験

2026年10月12日

国連人口基金(UNFPA)の世界人口白書2025「本当の出生率の危機:変わりゆく世界で、生殖について自分で決める力を求めて」のプレスリリース(2025年6月10日)をもとにまとめました。14か国の調査で、5人に1人は、ほしい数の子どもをもてないと考えていました。半数以上が経済的な問題を理由にあげ、5人に1人は望まないのに子どもをもつよう圧力を受けたことがあり、3人に1人は予定外の妊娠を経験していました。UNFPAは、出生率を上げるための一時金や数値目標ではなく、住まい・仕事・育児休業・不妊治療や避妊などの性と生殖に関する医療を選べるようにすることが大切だとしています。

目次
  1. ほしい数の子どもをもてない人は5人に1人
  2. 調査の数字
  3. 必要なのは「選べる」こと
  4. 2026年の若者の調査でも
  5. まとめ

メル美子どもがへっているのは、子どもをほしくない人がふえたからなのかな?

プレ男ほしくても、お金や仕事のことでむずかしいって話も聞くよね。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、子どもをもつかどうかを「自分で決められているか」という話です。国連の性と生殖に関する機関である国連人口基金(UNFPA)の「世界人口白書2025」(原題:The real fertility crisis: The pursuit of reproductive agency in a changing world)のプレスリリース(2025年6月10日)をもとにまとめました。

ほしい数の子どもをもてない人は5人に1人

UNFPAは、世界人口の3分の1以上が暮らす14か国で行った調査(UNFPAとYouGov)と研究をもとに、

だとしています。UNFPAは、問題は「望まないこと」ではなく「選べないこと」で、それが「本当の出生率の危機」だとしています。

調査の数字

国連人口基金の14か国の調査では、5人に1人がほしい数の子どもをもてないと考え、3人に1人の大人が予定外の妊娠を経験していました。

必要なのは「選べる」こと

UNFPAは、出生率が下がることへの対策として、出産の一時金や出生率の数値目標のような、単純な、または強制的な方法は、ほとんど効果がなく、人権を侵害するおそれもあるとしています。そのかわりに、

などで、人が自分で自由に決められるようにすることが大切だとしています。

2026年の若者の調査でも

UNFPAは2026年7月7日、73か国のインターネットを使う若い大人10万8,000人以上に行った調査(Demographic Futures Survey)の報告書を出しました。UNFPAの発表によると、

プレ男「子どもをもつ・もたない・何人」を、自分たちで選べることが大事なんだね。

日本の「子どもは何人ほしい?」のデータは子どもは何人ほしい?、世界の避妊は世界の避妊(WHO、2025年)、予定外の妊娠で困ったときは思いがけない妊娠かも、と思ったらを見てください。

まとめ


参考文献

  1. UNFPA(国連人口基金). UNFPA report links falling birth rates to cost of living, sexist norms, fear of the future(2025年6月10日). https://www.unfpa.org/press/unfpa-report-links-falling-birth-rates-cost-living-sexist-norms-fear-future (閲覧日:2026年10月12日)
  2. UNFPA West and Central Africa. Young adults want relationships, children and hopeful futures, but financial and job insecurity are standing in the way, new UNFPA survey finds(2026年7月7日). https://wcaro.unfpa.org/en/news/young-adults-want-relationships-children-and-hopeful-futures-financial-and-job-insecurity-are (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。