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Contraception

世界の避妊(WHO、2025年)

妊娠できる年代の女性19億人のうち、8億7,400万人が近代的な避妊法を使い、1億6,400万人は避妊が必要なのに使えていない。性感染症も防げる避妊法はコンドームだけ

2026年10月12日

世界の避妊と家族計画について、世界保健機関(WHO)のファクトシート(2025年7月3日)をもとにまとめました。2021年、世界の15〜49歳の女性19億人のうち、11億人に家族計画のニーズがあり、そのうち8億7,400万人が近代的な避妊法を使い、1億6,400万人は避妊が必要なのに満たされていませんでした。避妊は、子どもの数や間隔を自分で決める権利を支え、予定外の妊娠を防いで健康を守ります。WHOは、インプラント、IUD、不妊手術は効果が高く長く続き、ピルなどは正しく使えばよく効くとし、性感染症とHIVも防げる避妊法はコンドームだけだとしています。

目次
  1. 世界の数字(2021年)
  2. 避妊がもたらすもの
  3. 避妊法の種類
  4. 使えない理由
  5. まとめ

プレ男世界では、どのくらいの人が避妊をしているんだろう。

メル美避妊したくてもできない人もいるって聞いたことがあるよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、世界の避妊と家族計画の話です。世界保健機関(WHO)のファクトシート「Family planning/contraception methods」(2025年7月3日)をもとにまとめました。

世界の数字(2021年)

WHOによると、

避妊がもたらすもの

WHOによると、

避妊法にはいろいろな種類がありますが、性感染症とHIVも防げるのはコンドームだけです。妊娠を防ぐ方法と、性感染症を防ぐ方法を組みあわせて考えましょう。

避妊法の種類

WHOによると、

プレ男ピルやIUDは妊娠を防いでも、性感染症は防げないんだよね。コンドームの役割は大きいんだ。

使えない理由

WHOによると、避妊を使えない理由には、地域で選べる方法が少ないこと、年齢・収入・結婚しているかどうかによる壁、副作用への不安や誤った情報、社会や宗教からの反対、医療者の偏見、パートナーの同意が必要なことなどがあるとしています。

避妊と性感染症の関係は避妊と性感染症の予防は別のもの、ピルは低用量ピルとは?、IUDとインプラントはIUD・皮下インプラントとは?を見てください。世界の中絶の数字は、世界の人工妊娠中絶(WHO、2025年)にまとめています。2026年9月の新しい指針は、WHOが避妊の選択肢を広げる新しい指針(2026年9月)を見てください。

(更新)KEGG MEDICUSの医療用医薬品の検索(2026年10月12日)では、海外で腟リングや皮下インプラントに使われるエトノゲストレル、貼り薬(パッチ)に使われるノルエルゲストロミンをふくむ薬は見つかりませんでした。避妊の注射に使われるメドロキシプロゲステロン酢酸エステルは、日本では飲み薬(錠剤)だけが見つかりました。日本で承認されていないと考えられますが、承認の有無を公的な一覧で確かめたものではありません。

避妊と性生活の関係は、避妊のせいで、セックスが楽しくなくなった?を見てください。

日本の夫婦の避妊の実態は、日本の夫婦の避妊(出生動向基本調査2021年)を見てください。

子どもをもつかを自分で選べるかについては、ほしい数の子どもをもてない人は5人に1人を見てください。

まとめ


参考文献

  1. World Health Organization. Family planning/contraception methods(Fact sheet, 3 July 2025). https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/family-planning-contraception (閲覧日:2026年10月12日)
  2. KEGG MEDICUS 医療用医薬品の検索(エトノゲストレル、ノルエルゲストロミン、メドロキシプロゲステロン). https://www.kegg.jp/medicus-bin/search_drug (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。