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Contraception

WHOが避妊の選択肢を広げる新しい指針(2026年9月)

ピルを最長1年続けて飲む、インプラントを5年使う、緊急避妊にミフェプリストンも。男性の新しい避妊法は5〜10年以内に出てくるかも

2026年10月12日

世界保健機関(WHO)は2026年9月23日、避妊の新しい指針「WHO guidelines on expanding contraceptive options」を発表しました。低用量ピル(混合型経口避妊薬)は、休薬期間を設ける飲み方のかわりに、最長6か月続けて、または最長1年連続して飲むこともできるとしました。皮下インプラントは最長5年使えるとし、緊急避妊の選択肢として、性交後5日以内のミフェプリストン(10〜50mg)も推奨しました。安全性の根拠が足りない薬については、すすめない・研究が必要としています。男性が使える新しい避妊法も研究が進み、5〜10年以内に出てくる可能性があるとしています。

目次
  1. なぜ選択肢を広げるのか
  2. 新しい指針の主な内容
  3. 男性の新しい避妊法
  4. 日本では
  5. まとめ

メル美WHOが避妊の新しい指針を出したって聞いたの。ピルの飲み方も変わるの?

プレ男男性が使える避妊法がふえるかもって話も気になる!

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、WHOの避妊の新しい指針の話です。世界保健機関(WHO)の発表「WHO expands safe options for contraception」(2026年9月23日)をもとにまとめました。世界向けの指針なので、日本で使えるかどうかは別に確かめる必要があります。

なぜ選択肢を広げるのか

WHOによると、

新しい指針の主な内容

WHOによると、

WHOの指針は世界向けのものです。日本で承認されている薬や使い方とはちがうことがあるので、ピルの飲み方や緊急避妊は、医師に相談して選んでください。

男性の新しい避妊法

WHOによると、

プレ男男性用の避妊法ができたら、ふたりで選べる方法がふえるね。いまはコンドームで、性感染症も防がなきゃ。

日本では

日本でのピルの飲み方は低用量ピルのよくある疑問、日本の緊急避妊はアフターピル(緊急避妊薬)とは?、皮下インプラントはIUD・皮下インプラントとは?、世界の避妊の数字は世界の避妊(WHO、2025年)を見てください。

(更新)KEGG MEDICUSの医療用医薬品の検索(2026年10月12日)では、海外で腟リングや皮下インプラントに使われるエトノゲストレル、貼り薬(パッチ)に使われるノルエルゲストロミンをふくむ薬は見つかりませんでした。避妊の注射に使われるメドロキシプロゲステロン酢酸エステルは、日本では飲み薬(錠剤)だけが見つかりました。日本で承認されていないと考えられますが、承認の有無を公的な一覧で確かめたものではありません。

まとめ


参考文献

  1. World Health Organization. WHO expands safe options for contraception(News release, 23 September 2026). https://www.who.int/news/item/23-09-2026-who-expands-safe-options-for-contraception (閲覧日:2026年10月12日)
  2. KEGG MEDICUS 医療用医薬品の検索(エトノゲストレル、ノルエルゲストロミン、メドロキシプロゲステロン). https://www.kegg.jp/medicus-bin/search_drug (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。