
メル美避妊の方法を変えてから、なんとなく気分がのらないって話を聞いたの。こういうことって、相談していいのかな。

プレ男避妊をやめちゃう人もいるのかな。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、避妊と性生活の話です。世界保健機関(WHO)と国連の人間の生殖に関する特別プログラム(HRP)などが2025年9月26日に発表した研究のまとめ「The Sex Effect」をもとにまとめました。
やめた人の約20人に1人は、性生活への影響が理由
WHOによると、
- 64の研究、12万5,000人以上を分析した研究のまとめです
- まだ避妊(妊娠を防ぐ、より安全なセックスのため)が必要なのに避妊をやめた人のうち、約20人に1人は、性生活に悪い影響があると感じたことが理由でした
- 影響は、性欲の低下、性交のときの不快感、パートナーへの影響の心配などです
- ホルモンを使う方法でも使わない方法でも、こうした心配の割合に大きな差はありませんでした
- これまでの分析では、女性の約40%が、選んだ避妊の方法をやめていて、国によっては50%をこえています
性の悩みは、相談しにくい
WHOによると、性生活への影響はよくあるにもかかわらず、研究でも、医療者が避妊の方法を選ぶ手伝いをするときにも、ほとんど取り上げられていません。

避妊をやめた人の約20人に1人は、性生活への影響が理由でした。WHOは、避妊の相談のときに性のことを話すのを、ふつうのことにしようと提案しています。
WHOの提案
WHOは、次のことを提案しています。
- 避妊の相談のときに、性のことを話すのをふつうにする
- 性生活への影響も考えて、家族計画の指針や診療の方針をつくる
- 医療者が性への副作用に気づいて対応できるよう研修し、乾燥する方法には潤滑剤をすすめるなど、具体的な対策を示す
- 避妊の研究や製品の開発で、性の健康を考える
また、コンドームなどのバリア法は、HIV、淋菌、クラミジア、梅毒など多くの性感染症も防ぐとしています。

プレ男はずかしがらずに相談すれば、ほかの方法を選んだり、工夫したりできるんだね。だまってやめちゃうより、ずっといいな。
世界の避妊の状況は世界の避妊(WHO、2025年)、WHOの避妊の新しいすすめはWHOが避妊の選択肢を広げる新しい指針(2026年9月)、性欲がわかないときは性欲がわかないを見てください。
まとめ
- 避妊をやめた人の約20人に1人は、性生活への影響が理由
- 性欲の低下・性交の不快感・パートナーへの心配など
- ホルモンを使う・使わない方法で、大きな差はない
- 女性の約40%が、選んだ避妊の方法をやめている
- 避妊の相談で性のことも話してよい。乾燥には潤滑剤などの工夫も
参考文献
- World Health Organization. New study reveals sex life impacts are major reasons for contraceptive discontinuation(News release, 26 September 2025). https://www.who.int/news/item/26-09-2025-new-study-reveals-sex-life-impacts-are-major-reasons-for-contraceptive-discontinuation (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。