
メル美結婚している夫婦って、どのくらい避妊しているのかな。

プレ男結婚したら避妊のことはあまり考えない、ってわけじゃないよね。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、日本の夫婦の避妊の話です。国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査(2021年)」の結果の概要(「8.1 夫婦の性生活と避妊」「8.2 妊娠前の予定」)をもとにまとめました。対象は、妻が50歳未満の初婚どうしの夫婦です。
過去1か月に性交があった夫婦
調査によると、
- 過去1か月に夫婦のあいだで性交があったのは37.9%でした
- 妻が20代の夫婦では6割をこえますが、30代前半では5割を下回りました
- 今後子どもを持つ予定の夫婦に限ると、53.3%でした
避妊をした夫婦は58.3%
過去1か月に性交があった夫婦にたずねると、
- 方法を問わず避妊をした夫婦は58.3%で、避妊の方法は大半が近代的避妊法でした
- 妻の年齢別では、30歳未満が64.0%、30〜34歳が52.5%(いちばん低い)、35〜39歳が55.6%、40歳以上が60.6%でした
近代的避妊法とは、コンドーム、ピル(経口避妊薬)、IUD・リング、不妊手術、殺精子剤のいずれかで、ほかの方法にくらべて避妊の効果が比較的高い方法とされています。
子どもを望まない夫婦でも、約4割はリスクが
今は子どもを望まない(先にのばしたい)、またはもう子どもを望まない夫婦に限ると、
- 近代的避妊法で避妊していたのは61.3%にとどまり
- 37.5%の夫婦が、早すぎる妊娠や望まない妊娠を経験するリスクをかかえていると報告されています

子どもを先にのばしたい、またはもう望まない夫婦でも、確実性の高い方法で避妊していたのは61.3%で、37.5%の夫婦は早すぎる妊娠や望まない妊娠のリスクがあると報告されています。
意図しない妊娠
この調査では、過去の妊娠について、妊娠する前の予定もたずねています。
- 近年になるほど「早く子どもが欲しかった」割合が高くなり、意図しない妊娠の割合は下がる傾向にあります
- それでも「もう妊娠するつもりではなかった」妊娠は、3人目の妊娠で約1割、4人目で約2割、5人目で約3割をしめています

プレ男夫婦でも、子どもをいつ・何人ほしいかを話し合って、避妊の方法も2人で決めるのが大事なんだね。
産後の避妊は産後の避妊とセックスの再開、世界の避妊は世界の避妊(WHO、2025年)、思いがけない妊娠かもと思ったときは思いがけない妊娠かも、と思ったらを見てください。
まとめ
- 妻50歳未満の夫婦で、過去1か月に性交があったのは37.9%
- 性交があった夫婦で避妊をしたのは58.3%。30代前半は52.5%
- 子どもを望まない時期の夫婦でも、近代的避妊法は61.3%。37.5%は妊娠のリスクあり
- 子どもの計画と避妊の方法は、2人で話し合って
参考文献
- 国立社会保障・人口問題研究所. 2021年社会保障・人口問題基本調査<結婚と出産に関する全国調査> 第16回出生動向基本調査 結果の概要(8.1 夫婦の性生活と避妊、8.2 妊娠前の予定). https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/JNFS16gaiyo.pdf (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。