
メル美国際連合の「憲章」の原本って、どこにあるか知ってる?

プレ男ニューヨークの国連本部じゃないの?
この記事は、米国立公文書館(National Archives)の解説ページ「United Nations Charter (1945)」と、そこに掲載された憲章のトランスクリプトで確かめた内容です。英文の訳は、この記事で訳したものです。
1945年6月26日、サンフランシスコ
- 米国立公文書館によれば、1945年6月26日、サンフランシスコで国際連合憲章が署名され、国際連合が正式に設立されました
- 憲章の111条は、こう定めています。「この憲章は、中国語、フランス語、ロシア語、英語、スペイン語の本文をひとしく正文とし、アメリカ合衆国政府の公文書館に寄託される。その認証謄本は、同政府がほかの署名国の政府に送付する」

プレ男アメリカ政府の公文書館にあずけるって、憲章そのものに書いてあるんだ!
「連合国」という名前
- 解説によれば、「連合国(United Nations)」という名は、1941年、フランクリン・ルーズベルト大統領が、第二次世界大戦で枢軸国(ドイツ、イタリア、日本)と戦う国々を呼んだことにはじまります
- この名が初めて公式に使われたのは、1942年1月1日。26か国が「連合国宣言」に加わり、共同の戦いをつづけ、単独で講和しないことを誓いました
国際連盟のあとに
- 国際連合は、第二次世界大戦のあと、国際の平和と安全を守り、経済・社会・人道の問題で国々の協力をはかるためにつくられました
- その前身は、第一次世界大戦のあとに同じような状況で生まれた国際連盟でした。1919年にヴェルサイユ条約のもとでつくられた国際連盟は、世界大戦を防ぐことができず、活動を終えた、と解説は書いています
- 国際連盟にかわる組織の必要性は、1943年10月30日、中国、イギリス、アメリカ、ソ連のモスクワ宣言で初めて公式に示されました。1944年のダンバートン・オークス会議で4か国は憲章の具体案をつくり、1945年2月のヤルタ会談でさらに組織の枠組みが合意されます
- そして、50か国の代表がサンフランシスコの設立会議に集まり、憲章を起草し、署名しました。必要な数の国が批准したのは1945年10月24日。この日は公式に「国連デー」とされています
前文の言葉
WE THE PEOPLES OF THE UNITED NATIONS DETERMINED to save succeeding generations from the scourge of war, which twice in our lifetime has brought untold sorrow to mankind, and to reaffirm faith in fundamental human rights,
- 「われわれ連合国の人々は、われわれが生きているあいだに二度も、言いあらわせない悲しみを人類にもたらした戦争の災いから、のちの世代を救い、基本的人権への信念をあらためて確かめ……ることを決意して」

メル美「生きているあいだに二度も」って、二つの世界大戦を生きた人たちの言葉なんだね。
総会と安全保障理事会
- 解説によれば、憲章が定める国連の二つの主要な機関は、すべての加盟国からなる総会と、安全保障理事会です
- 安全保障理事会は、第二次世界大戦の5つの戦勝国——中国、フランス、イギリス、ソ連(いまはロシア)、アメリカ——を常任理事国とし、総会が選ぶ任期2年の10か国とで構成されます
- 安保理は平和を守る責任をおう主な機関で、その決定はすべての加盟国を拘束します。5つの常任理事国には、それぞれ拒否権が与えられました
- WHO(世界保健機関)、UNICEF(国連児童基金)、UNESCO(国連教育科学文化機関)、世界銀行などの専門機関は、世界じゅうで必要な助けをとどけ、何百万もの人々の暮らしをよくしてきた、と解説は書いています

米国立公文書館によれば、国際連合憲章は1945年6月26日にサンフランシスコで署名されました。憲章111条は、中国語・フランス語・ロシア語・英語・スペイン語の本文をひとしく正文とし、アメリカ政府の公文書館に寄託すると定めています。
まとめ
- 1945年6月26日、サンフランシスコで国際連合憲章が署名され、国連が設立
- 憲章111条:5つの言語の本文がひとしく正文、アメリカ政府の公文書館に寄託
- 「連合国」の名は、1941年のルーズベルトから。1942年1月1日の連合国宣言で初めて公式に
- 前身の国際連盟は世界大戦を防げなかった。モスクワ宣言、ダンバートン・オークス、ヤルタをへて50か国が署名。10月24日は国連デー
- 前文「戦争の災いから、のちの世代を救い」
- 総会と安全保障理事会。常任理事国5か国には拒否権
- 国際連盟のもとになったウィルソンの14か条、マーシャル・プラン、マグナ・カルタもどうぞ
参考文献
- U.S. National Archives. United Nations Charter (1945). https://www.archives.gov/milestone-documents/united-nations-charter (閲覧日:2026年10月12日)
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