
プレ男ジムに着いたら、すぐにベンチプレス。ウォーミングアップって時間がもったいなくない?

メル美32の研究のまとめだと、調べた項目の8割近くで、ウォーミングアップのあとにパフォーマンスがよくなったんだって。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回はウォーミングアップです。Fradkinらが2010年に発表した系統的レビューとメタ分析「ウォーミングアップが運動のパフォーマンスに与える影響」(Journal of Strength and Conditioning Research)をもとにまとめました。
どんな研究?
- ウォーミングアップが、パフォーマンスによい影響があるのか、悪い影響があるのか、影響がないのかは、わかっていませんでした
- ストレッチ以外の活動をふくむウォーミングアップの効果を調べた研究のうち、質の高い32の研究をまとめました
結果
- 調べた項目の79%で、ウォーミングアップによってパフォーマンスがよくなっていました
- ウォーミングアップがスポーツをする人に悪い影響を与えるという根拠は、ほとんどありませんでした
- 著者らは、適切なウォーミングアップのあとにはパフォーマンスの向上がみられるとまとめています

プレ男8割近くでよくなるなら、やったほうがいいね。
気をつけたいこと
- よく計画されたランダム化比較試験は少なく、さらに研究が必要だとされています
- このレビューは、ストレッチ「だけ」のウォーミングアップは対象にしていません。筋トレ前のストレッチについては、別の研究があります

32の研究のレビューでは、調べた項目の79%で、ウォーミングアップのあとにパフォーマンスがよくなっていました。
筋トレ前のストレッチの研究は筋トレやスポーツの前の静的ストレッチで力は落ちる、フォームローラーはフォームローラー(筋膜ローラー)で体をコロコロは効く?へ。

プレ男次からは、いきなり本番の重さにしないで、体を温めてから始める。

メル美ちょっとの時間で、パフォーマンスが変わるかもね。
まとめ
- ウォーミングアップで、調べた項目の79%でパフォーマンスがよくなった(32研究)
- 悪い影響の根拠はほとんどない
- ランダム化比較試験は少なく、さらに研究が必要
参考文献
- Fradkin AJ, Zazryn TR, Smoliga JM. Effects of warming-up on physical performance: a systematic review with meta-analysis. J Strength Cond Res. 2010;24(1):140-148. doi:10.1519/JSC.0b013e3181c643a0. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19996770/ (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。