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プレ男朝アイロンしたシャツが、昼にはもうシワシワ。デートの前なのに…。

メル美シワになりやすい服と、なりにくい服ってあるよね。何がちがうんだろう?
こんにちは、Dr. Taro です。 シワの多いスーツやシャツは、清潔感をそこないます。今回はシワのできるしくみを、東京都クリーニング生活衛生同業組合の「何故シワが出来るのか?」をもとにまとめました。
シワは「変形したまま固まる」とできる
着たり洗ったりして折り曲げられて変形し、その形のまま固まると、シワになります。組合は、シワのできかたを「着たときのシワ」と「洗ったときのシワ」に分けて説明しています。
着たときのシワ:繊維と生地の作りで変わる
繊維によるちがい
| シワになりにくい | シワになりやすい |
|---|---|
| 合成繊維、ウール(羊毛) | 綿、麻など植物からできた繊維、レーヨン |
| 変形から戻りやすい | 変形から戻りにくい |
生地の作りによるちがい
- セーターなどの編み物は、糸をループにしてからめているので、組織が動きやすく、折り曲げられても戻りやすい。立体的な作りなので、シワになっても目立ちにくい
- シャツなどの織物は、たて糸とよこ糸を組みこんで作られていて、目がつまっているほど戻りにくく、シワが目立ちます
- 織物が折り曲げられると、湿度が高いほど、糸の位置がずれて元に戻らなくなります。これが着たときのシワの正体です

プレ男綿のシャツがシワになりやすくて、ウールのスーツが戻りやすいのは、繊維のちがいなのか。
洗ったときのシワ:分子の結びつきがほどける
- 繊維は分子でできていて、分子どうしが弱い結びつきでつながっています
- 綿や麻は、洗濯で水を吸うと繊維がふくらみ、分子の結びつきがほどけてバラバラになります
- 脱水などでくしゃくしゃのまま乾かすと、そのままの形で分子が結びつき直して、シワが残ります
「形態安定加工」のよいところと、気をつけたいところ
シワの原因は「繊維の性質」「組織のずれ」「分子のずれ」なので、それらを固定してシワになりにくくしたのが「形態安定加工」です。いくつかの方法を組み合わせて作られています。
- 綿の繊維をふくらませた状態で固定する方法:ゴワゴワ感がなくやわらかくなり、シワができにくくなる。一方で、綿本来の風合いが少し変わる
- 樹脂や薬品で、繊維の分子どうしを強く結ぶ方法
- 最初は化学繊維をまぜていましたが、いまは綿100%でも加工できるようになってきている、とされています
ただし、気をつけたい点もあります。
- 形態安定加工は、生地をもろくし、破れやすくなる
- えり・そでの汚れのようながんこな汚れは、前処理に手間がかかり、前処理をして家で洗っても残ることがある
- クリーニング仕上げのようなハリのある仕上がりを家で再現するのはむずかしい

綿や麻は変形から戻りにくく、シワになりやすい繊維です。形態安定加工のシャツはシワになりにくい一方、生地がもろくなり、えり・そでの汚れは家で洗っても残ることがあります。
しまうときのシワも防ぐ
- シワは、洗ったあとしまっているあいだにもつきます
- すべての服をゆったりつるせばシワはおさえられますが、重さで伸びるという別の問題が起きることもあります
- いいかげんにたたまず、きれいにたたむだけでも、よけいなシワはへらせます
ハンガーとたたむの使い分けは「織物」はハンガー、「編み物」はたたむ、シャツのえりやカフスの縮みはワイシャツのえりやカフスが縮むのはなぜ?へ。麻のシャツは夏のリネンシャツ、ポロシャツと同じ編み物のニットシャツもどうぞ。

プレ男洗ったシャツは、くしゃくしゃのまま放っておかないようにするよ。

メル美形態安定のシャツでも、えりとそでの汚れは気をつけなきゃね。
まとめ
- シワは、折り曲げられて変形したまま固まるとできる
- 綿・麻・レーヨンは戻りにくく、合成繊維・ウールは戻りやすい
- 織物は糸の位置がずれて戻らないのがシワ。湿度が高いほど起きやすい
- 形態安定加工はシワになりにくいが、生地がもろくなり、えり・そでの汚れは家で落ちにくい
参考文献
- 東京都クリーニング生活衛生同業組合. 何故シワが出来るのか?. https://www.tokyo929.or.jp/column/cloth/post_61.php (閲覧日:2026年10月22日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。