幽々奇譚A Nocturnal Field Guide

Ghost StoriesNo.171

小川未明「赤い蝋燭と人魚」北の青い海の人魚は、生まれる子を人間の町で育ててほしいと、お宮の石段の下に産みおとした。蝋燭屋の老夫婦に育てられた娘が、白い蝋燭に赤い絵の具で描いた魚や貝——そして、最後の夜にすべて赤くぬった蝋燭

小川未明「赤い蝋燭と人魚」(初出『東京朝日新聞』1921年2月16日〜20日)。北の海の人魚は、人間はいちばんやさしいと聞いて、子どもを海辺の町のお宮の下に産みおとします。拾って育てた蝋燭屋の老夫婦、娘が絵を描いた蝋燭の評判、そして南の国から来た香具師。娘が売られていった夜、蝋燭を買いにきた髪のぬれた女——。童話として知られる作品ですが、「文豪怪談傑作選」にも入っています。青空文庫の本文で、あらすじと読みどころを紹介します。

2026年10月22日

目次
  1. どんな話?
  2. 北の海の人魚の願い
  3. お宮の石段の下の赤ちゃん
  4. 白い蝋燭に描いた赤い絵
  5. 南の国の香具師
  6. すべて赤くぬった蝋燭
  7. 真夜中に戸をたたく女
  8. 赤い蝋燭のともる山
  9. 読みどころ
  10. まとめ

メル美子どものころ絵本で読んだ気がする。でも、こわい話だったっけ?

プレ男「文豪怪談傑作選」っていう怪談の本にも入ってるんだって。最後まで読むと、たしかにこわい…。

今回は、小川未明の「赤い蝋燭と人魚」です。青空文庫の本文(底本:『文豪怪談傑作選 小川未明集 幽霊船』ちくま文庫、2008年。底本の親本:『日本児童文学体系5』ほるぷ出版、1977年)で読みました。初出は『東京朝日新聞』1921年(大正10年)2月16日〜20日です。

どんな話?

題名 赤い蝋燭と人魚
作者 小川未明
初出 『東京朝日新聞』1921年(大正10年)2月16日〜20日
収録(今回の底本) 『文豪怪談傑作選 小川未明集 幽霊船』ちくま文庫
舞台 北の海と、海辺の小さな町。山の上の海の神さまのお宮と、その下の蝋燭屋
主な人物 母の人魚/蝋燭屋の老夫婦/人魚の娘/南の国から来た香具師

北の海の人魚の願い

お宮の石段の下の赤ちゃん

白い蝋燭に描いた赤い絵

メル美みんな神さまにはお礼を言うのに、描いている娘のことはだれも気にかけないんだ…。

南の国の香具師

すべて赤くぬった蝋燭

真夜中に戸をたたく女

真夜中に赤い蝋燭を買っていった女の髪は、びっしょりと水にぬれていました。置いていったのはお金ではなく貝殻。その夜、娘をのせた船が沖にいたころ、大あらしになりました。

赤い蝋燭のともる山

読みどころ

まとめ


参考文献

  1. 小川未明. 赤い蝋燭と人魚(底本:『文豪怪談傑作選 小川未明集 幽霊船』ちくま文庫、筑摩書房、2008年。底本の親本:『日本児童文学体系5』ほるぷ出版、1977年。初出:『東京朝日新聞』1921年2月16日〜20日). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/card54372.html (閲覧日:2026年10月22日)
  2. 小川未明. 赤いろうそくと人魚(底本:『定本小川未明童話全集 1』講談社、1976年。初出時の表題は「赤い蝋燭と人魚」). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/card51005.html (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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