幽々奇譚A Nocturnal Field Guide

Ghost StoriesNo.173

小泉八雲の「弁天の同情(THE SYMPATHY OF BENTEN)」京の尼寺の弁天堂の前で、風に吹かれて足もとに落ちた一枚の短冊。少女の筆の歌に恋をした若い学者が、七日参りの最後の夜に会ったのは——同じ人なのに、同じ人ではない花嫁

小泉八雲『Shadowings』(1900年)の「THE SYMPATHY OF BENTEN」。元禄14年に建てなおされた京都の尼寺(Amadera)の祭りの日、若い学者で歌人のハナガキ・バイシュウは、新しい弁天堂の前で、少女の筆で歌の書かれた短冊をひろいます。書き手に会いたいと弁天に七日参りをした最後の夜、月下老人が赤い紐で引きあわせてくれた娘。いっしょに暮らしはじめた冬のある朝、見知らぬ屋敷に呼びこまれて——。八雲が『御伽百物語』からとったと注記する話を、英語の原文(Project Gutenberg)から紹介します。

2026年10月22日

目次
  1. どんな話?
  2. 建てなおされた尼寺の祭り
  3. 風が運んだ短冊
  4. 弁天への七日参り
  5. 7日目の夜
  6. 「あなたの妻になるために」
  7. ふしぎな冬
  8. 屋敷の主人の話
  9. 同じ人で、同じ人ではない
  10. 八雲の結び
  11. 読みどころ
  12. まとめ

メル美字を見ただけで恋をする話なんだって。筆跡で、その人の年や心までわかるのかな。

プレ男ぼくの字、見られたくないなあ…。

今回は、小泉八雲の『Shadowings』(1900年)に入っている「THE SYMPATHY OF BENTEN」です。英語の原文を Project Gutenberg で読みました。題名の「弁天の同情」と、本文中の「」の言葉は、英語の原文から Claude が訳したものです。人名は、八雲のローマ字表記をカタカナにしました。

どんな話?

題名 THE SYMPATHY OF BENTEN(弁天の同情)
作者 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)
収録 『Shadowings』(1900年)の「STORIES FROM STRANGE BOOKS」
もとになった本 八雲の注では『Otogi-Hyaku-Monogatari』(御伽百物語)
舞台 京都の Amadera(尼寺)と、その境内の弁天堂
主な人物 若い学者で歌人の Hanagaki Baishu(ハナガキ・バイシュウ)/短冊を書いた娘/娘の父

建てなおされた尼寺の祭り

風が運んだ短冊

弁天への七日参り

7日目の夜

「あなたの妻になるために」

プレ男ここで「めでたし」じゃないの?

ふしぎな冬

屋敷の主人の話

同じ人で、同じ人ではない

月下老人が引きあわせた娘と、屋敷で引きあわされた娘は、同じ人でした。八雲は、先に来たのは愛する人の魂だけで、屋敷の娘はその体だった、と書いています。

八雲の結び

読みどころ

まとめ


参考文献

  1. Lafcadio Hearn. Shadowings(Boston: Little, Brown, and Company. Copyright 1900). “The Sympathy of Benten”. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/34215 (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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