幽々奇譚A Nocturnal Field Guide

Ghost StoriesNo.175

小泉八雲の「鏡の少女(THE MIRROR MAIDEN)」日照りの京で、ひとつだけ涸れない古井戸。水面にうつった19、20の娘が、紅をさしながらふりむいてほほえんだ。嵐の三晩目、丑の刻に戸をたたいた声——「弥生でございます」

小泉八雲の遺稿集『The Romance of the Milky Way』(1905年)の「THE MIRROR MAIDEN」。足利将軍の時代、伊勢の社の修理を願いに京都へ出てきた神職のマツムラは、何人もが身を投げたという井戸のある「不吉な家」を借ります。大日照りの夏、涸れない井戸の水面にうつった美しい娘。嵐の夜に戸をたたいた「井戸の人」が明かした井戸の主の正体と、井戸の底から出てきた古い鏡。英語の原文(Project Gutenberg)から紹介します。

2026年10月22日

目次
  1. どんな話?
  2. 京都の「不吉な家」
  3. 涸れない井戸
  4. 水面の娘
  5. 嵐の三晩目
  6. 井戸の主
  7. 井戸の底の鏡
  8. 弥生が語った鏡の来歴
  9. 予言のとおりに
  10. 読みどころ
  11. まとめ

プレ男井戸の怪談って、それだけで背すじが寒くなる…。

メル美でもこの話、こわいだけじゃなくて、最後はちょっとほっとするんだって。

今回は、小泉八雲の「THE MIRROR MAIDEN」です。八雲が亡くなった翌年、1905年10月に出版された『The Romance of the Milky Way, and Other Studies & Stories』に入っています。英語の原文を Project Gutenberg で読みました。題名の「鏡の少女」と、本文中の「」の言葉は、英語の原文から Claude が訳したものです。

どんな話?

題名 THE MIRROR MAIDEN(鏡の少女)
作者 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)
収録 『The Romance of the Milky Way, and Other Studies & Stories』(Houghton Mifflin、1905年10月)
時代 足利将軍の時代
舞台 京都の古い京極のあたりの、井戸のある屋敷
主な人物 伊勢の社の神職 Matsumura Hyōgo(マツムラ・ヒョウゴ)/井戸の人「弥生」

京都の「不吉な家」

涸れない井戸

水面の娘

メル美前に住んだ人たちが身を投げたのは、この顔にさそわれたから…?

嵐の三晩目

井戸の主

井戸の底の鏡

井戸の底から見つかったのは、人の体ではなく古い鏡でした。裏に読みとれた「三月三日」の文字から、マツムラは「弥生」と名のった井戸の人が、鏡の魂だったと気づきます。

弥生が語った鏡の来歴

予言のとおりに

読みどころ

まとめ


参考文献

  1. Lafcadio Hearn. The Romance of the Milky Way, and Other Studies & Stories(Boston and New York: Houghton Mifflin and Company, 1905). “The Mirror Maiden”. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/15320 (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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