幽々奇譚A Nocturnal Field Guide

Ghost StoriesNo.176

小泉八雲の怪談「和解(THE RECONCILIATION)」出世のために妻を離縁して京を去った若い侍。何年もたって、悔いて帰った月夜の荒れ家で、妻は昔のままの姿で灯りの下に座っていた。夜明けまで語りあかして、目をさますと——

小泉八雲『Shadowings』(1900年)の「THE RECONCILIATION」。主家がほろびて貧しくなった京都の若い侍は、出世のために、よく尽くしてくれた妻を離縁し、遠い国の役についていきます。新しい結婚は幸せではなく、悔いはつのるばかり。任期が明けて、旅の服も着がえずにかけつけた9月10日の夜、荒れはてた家の奥の小部屋で、妻は灯りのもとで縫い物をしていました。八雲が「Konseki-Monogatari」からとったと注記する話を、英語の原文(Project Gutenberg)から紹介します。

2026年10月22日

目次
  1. どんな話?
  2. 出世のための離縁
  3. つのる悔い
  4. 9月10日の夜
  5. 灯りの下の妻
  6. 「七たび生まれかわるまで」
  7. 朝の光の中で
  8. 9月10日に亡くなった人
  9. 読みどころ
  10. まとめ

プレ男出世のために奥さんと別れて、あとで後悔する話…。耳が痛い人、多そう。

メル美題名は「和解」。でも、ただの仲なおりの話じゃないみたい。

今回は、小泉八雲の『Shadowings』(1900年)に入っている「THE RECONCILIATION」です。英語の原文を Project Gutenberg で読みました。題名の「和解」と、本文中の「」の言葉は、英語の原文から Claude が訳したものです。

どんな話?

題名 THE RECONCILIATION(和解)
作者 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)
収録 『Shadowings』(1900年)の「STORIES FROM STRANGE BOOKS」の1編め
もとになった本 八雲の注では『Konseki-Monogatari』
舞台 京都と、侍がつとめた遠い国
主な人物 京都の若い侍/離縁された最初の妻/二番目の妻

出世のための離縁

つのる悔い

9月10日の夜

灯りの下の妻

メル美「ほんのひととき」って、妻のほうが言うんだね…。

「七たび生まれかわるまで」

朝の光の中で

夜明けまで語りあった妻は、朝の光の中では、骨と長い黒髪だけが残る亡骸でした。近所の人によると、妻が亡くなったのは、侍が去ったその年の秋の、9月10日でした。

9月10日に亡くなった人

読みどころ

まとめ


参考文献

  1. Lafcadio Hearn. Shadowings(Boston: Little, Brown, and Company. Copyright 1900). “The Reconciliation”. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/34215 (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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