幽々奇譚A Nocturnal Field Guide

Haunted PlacesNo.196

「死んだらお山に登る」と言われる青森・恐山貞観4年(862年)に円仁が開いたと伝わる霊場。宇曽利山湖のほとりの噴気と温泉は、気象庁が見守る活火山・恐山のしるし。イタコの口寄せが大祭に来るようになったのは、大正以降、とくに戦後

青森県むつ市の恐山は、「あの世に近い場所」「心霊スポット」と言われることもある霊場です。むつ市によると、貞観4年(862年)に円仁(慈覚大師)が開いたとされ、天台宗の修験道場として栄え、蛎崎の乱で廃寺となったのち1530年に再興されました。気象庁によると恐山は直径約3kmのカルデラをもつ活火山で、宇曽利山湖のほとりには噴気孔や温泉が多くあります。埼玉大学の研究室の資料をもとに、「死者の赴く山」の信仰とイタコ、参拝の時期とマナーをまとめました。

2026年10月22日

目次
  1. 円仁が開いたと伝わる霊場
  2. 「地獄のような景観」の正体は、火山
  3. 「死んだらお山に登る」:死者の赴く山
  4. イタコが大祭に来るようになったのは、大正以降
  5. 参拝するなら:時期とマナーと法律
  6. まとめ

プレ男恐山って、名前からしてこわい…。「あの世の入口」なんでしょ?

メル美イタコさんがいる場所だよね。どうして恐山が、亡くなった人に会いに行く場所になったんだろう。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、青森県むつ市の恐山(おそれざん)です。むつ市の公式サイト、気象庁の火山の資料、埼玉大学の文化人類学の研究室の資料をもとに見ていきます(2026年10月22日に閲覧)。

円仁が開いたと伝わる霊場

「地獄のような景観」の正体は、火山

メル美「地獄」みたいな景色は、火山の噴気と硫黄がつくってたんだ。

「死んだらお山に登る」:死者の赴く山

イタコが大祭に来るようになったのは、大正以降

プレ男イタコさんと恐山の結びつきって、千年前からじゃなくて、100年くらいの話なんだ。

恐山は、亡くなった家族を供養しに、全国から人が訪れる霊場です。「地獄」にたとえられる景観は、活火山のカルデラの噴気と硫黄がつくったものです。こわい場所としてではなく、だれかを悼む人たちの場所として訪ねてください。

参拝するなら:時期とマナーと法律

まとめ


参考文献

  1. むつ市(商工観光部観光・シティプロモーション課). 霊場恐山. https://www.city.mutsu.lg.jp/bunka/spot/reijyouosorezann.html (閲覧日:2026年10月22日)
  2. 気象庁. 恐山[おそれざん] Osorezan(全国の活火山の活動履歴等). https://www.data.jma.go.jp/vois/data/sendai/201_Osorezan/201_index.html (閲覧日:2026年10月22日)
  3. 気象庁編. 日本活火山総覧(第4版)「21. 恐山」. https://www.data.jma.go.jp/vois/data/filing/souran/main/21_Osorezan.pdf (閲覧日:2026年10月22日)
  4. 埼玉大学 文化人類学 三浦研究室. 恐山と北方の日本 ~ 生きる意味と死ぬ意味(埼玉大学学術情報リポジトリ SUCRA). https://sucra.repo.nii.ac.jp/record/9228/files/P0000026.pdf (閲覧日:2026年10月22日)
  5. 軽犯罪法(昭和23年法律第39号)第1条. e-Gov法令検索. https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC0000000039 (閲覧日:2026年10月22日)
  6. 刑法(明治40年法律第45号)第188条. e-Gov法令検索. https://laws.e-gov.go.jp/law/140AC0000000045 (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. 心霊スポット「あの世の入口」と呼ばれる京都・六道珍皇寺平安京の東の葬送の地「鳥辺野」への道すじ。この世とあの世の分かれ道「六道の辻」。昼は朝廷、夜は閻魔庁につとめたという小野篁の「冥土通いの井戸」。お盆の「六道まいり」はご先祖の霊を迎える行事
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  3. 心霊スポット「数えるたびに数が変わる」と言われる日光・憾満ヶ淵の「化け地蔵」大谷川の岸にならぶ約70体の地蔵。天海の弟子たちが寄進したと伝わる「並び地蔵」は、1902年の大洪水で多くが流された。名前の「かんまん」は、不動明王の真言の最後の句から