
メル美体外受精って、年齢でどのくらい結果がちがうのかな。

プレ男数字を知っておくと、2人で考えるときに役立ちそうだね。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、年齢と体外受精などの成績の話です。日本産科婦人科学会の「2024年 体外受精・胚移植等の臨床実施成績」(ARTデータブック)の年齢別の表をもとにまとめました。
2024年の全体
2024年の治療全体では、
- 1回の治療あたりで赤ちゃんが生まれた割合(生産率):15.2%
- 胚をもどしたうち妊娠した割合:41.4%
- 妊娠した人のうち流産した割合:25.0%
でした。
年齢別の成績
| 年齢 | 1回の治療あたりの生産率 | 妊娠した人のうちの流産率 |
|---|---|---|
| 30歳 | 23.5% | 17.4% |
| 35歳 | 20.5% | 21.8% |
| 38歳 | 15.8% | 27.0% |
| 40歳 | 10.9% | 34.5% |
| 42歳 | 6.0% | 42.6% |
| 43歳 | 4.4% | 46.6% |
| 45歳 | 1.6% | 53.8% |
- 1回の治療あたりの生産率は、20代後半〜30代前半は20%台前半で、30代後半から下がり、40歳で約11%、45歳で約2%でした
- 流産の割合は、年齢とともに上がり、40歳で約3人に1人、45歳で半分以上でした
- 治療の周期がいちばん多かったのは39歳(4万5,124周期)でした

体外受精などで1回の治療あたりに赤ちゃんが生まれた割合は、30歳で23.5%、40歳で10.9%、45歳で1.6%でした(2024年)。
数字の見方
- この数字は「1回の治療あたり」で、何回か治療を受けた人の、最終的に赤ちゃんが生まれた割合とはちがいます
- 年齢による変化は、おもに卵子の数や質が年齢とともに変わることが関係していると考えられます。不妊は女性だけでなく、男性の側に原因があることもあります

プレ男子どもを考えるなら、早めに2人で話して、気になることがあれば2人で検査を受けるのがいいんだね。
ARTで生まれた赤ちゃんの数は体外受精などで生まれた赤ちゃんは2024年に8万6,473人、AMH検査はAMH(卵巣予備能)検査でわかること・わからないことを見てください。
まとめ
- 2024年の体外受精などの1回の治療あたりの生産率は全体で15.2%
- 30歳23.5%、35歳20.5%、40歳10.9%、45歳1.6%と、30代後半から下がる
- 流産の割合は40歳で34.5%、45歳で53.8%
- 数字は1回あたり。子どものことは早めに2人で考えよう
参考文献
- 日本産科婦人科学会. 2024年 体外受精・胚移植等の臨床実施成績(年齢別 治療成績). https://www.jsog.or.jp/activity/art/2024_JSOG-ART.pdf (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。