
メル美おむつを替えるとき、娘のお股が閉じているように見えて……。病気なのかな。

プレ男赤ちゃんの胸がふくらんでいるのも気になるよね。だれに相談すればいいんだろう。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、女の子の赤ちゃんや小さな子どもの、性器と胸の気がかりの話です。厚生労働省の女性の健康推進サイト「ヘルスケアラボ」の「こどもの腟が閉じている?」(2026年6月23日更新)と「乳幼児の乳房発育」(2025年7月14日更新)をもとにまとめました。
「お股が閉じて見える」:陰唇癒合
ヘルスケアラボによると、
- おむつ替えのときなどに「腟が見えない」と気づいたり、乳幼児健診で言われたりすることがあります
- ほとんどは生まれつきの異常ではなく、おむつかぶれなどの炎症で、小陰唇がくっついてしまう「陰唇癒合」です。くっついた部分はうすい膜です
- 腟や子宮などの働きに異常はありません
- 生後6か月〜2歳ごろに多く、ふつうは症状がなく、見た目で気づかれます
- ただし、生まれつきの「腟閉鎖」という病気もあるため、受診して確かめることが大切です
受診と治療
ヘルスケアラボによると、
- おしっこが出にくい、痛がる、陰部がふくらんでいるなどが気になるときは、小児科や婦人科を受診し、必要なら専門医を紹介してもらいます
- 癒着と確かめられれば、少しずつはがしていくことで治ります。程度によってちがうので、医師の指導にしたがいます
- 治ったあともそのままにするとまたくっつくので、外陰部を清潔にすることが、予防にも大切です

女の子の赤ちゃんのお股が閉じて見えるのは、多くは陰唇癒合で、腟や子宮の働きに異常はありません。ただ、生まれつきの病気との区別が必要なので、一度受診して確かめてください。
「胸がふくらんだ」:新生児期と早発乳房
ヘルスケアラボによると、
- 男の子も女の子も、乳腺の組織をもっています
- 新生児期は、お母さんから胎盤を通して受けとった女性ホルモンで、胸がふくらんだり、お乳が出たりすることがありますが、心配いりません。ほとんどは数週間で自然に消えます
- 新生児期をすぎた0〜2歳の女の子で胸が大きくなることもあり、ほかに症状がなければ「早発乳房」とよばれます。発育に影響はなく、数か月〜1、2年で自然に消え、治療はいりません。安心のために小児科で診てもらうのもよいとしています
「思春期早発症」との区別
ヘルスケアラボによると、
- 早発乳房と区別が必要なのが「思春期早発症」です。胸のふくらみのほかに、身長が急にのびる、陰毛が生える、生理が来るなどがみられます
- このような症状があれば受診します。病院では、身長ののび方、手の骨のレントゲン、血液のホルモン、おなかの超音波などで調べます

プレ男胸だけなら自然に消えることが多くて、身長が急にのびるとか、ほかのサインがあれば受診なんだね。
思春期の体の変化は思春期の体の変化、子どもの熱とおしっこの感染は子どもの「かぜ症状のない発熱」は、おしっこの感染(尿路感染)のこともを見てください。
まとめ
- お股が閉じて見えるのは、多くは陰唇癒合。生後6か月〜2歳に多く、腟や子宮に異常はない
- おしっこが出にくい・痛がるときは、小児科や婦人科へ。治ったあとも清潔に
- 新生児の胸のふくらみやお乳は、お母さんのホルモンの影響で数週間で消える
- 0〜2歳の女の子の早発乳房は、自然に消えることがほとんど
- 身長が急にのびる、陰毛、生理などがあれば、思春期早発症を考えて受診を
参考文献
- 厚生労働省 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ. こどもの腟が閉じている?(最終更新日:2026年6月23日). https://w-health.jp/childhood/cunnus_close/ (閲覧日:2026年10月12日)
- 厚生労働省 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ. 乳幼児の乳房発育(最終更新日:2025年7月14日). https://w-health.jp/childhood/infant_breast/ (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。