基礎知識2026年10月10日

献血をHIV検査の代わりにしないで:感染してすぐは検査で見つからない「ウインドウ期」があり、輸血を受ける患者さんにうつすおそれがある。HIV検査は保健所などで無料・匿名で受けられる

「献血すれば、ついでにHIVの検査もしてもらえる」——それは、輸血を受ける患者さんを危険にさらすことになります。日本赤十字社によると、HIVやB型・C型肝炎のウイルスは、感染してすぐは感染力が強いのに、もっとも鋭い検査でも見つけられない時期(ウインドウ期)があります。そのため、過去6か月に不特定や新しい相手との性的接触などがあった人には、献血を控えてもらっています。HIVの検査を受けたい人は、保健所などで無料・匿名で受けられます。

目次
  1. 感染してすぐは、検査で見つからない「ウインドウ期」
  2. HIV検査は、保健所などで無料・匿名で
  3. 肝炎について
  4. まとめ

プレ男献血すると、血液を検査してくれるんでしょ?HIVが心配なとき、献血すれば一石二鳥じゃない?

メル美でも、その血液が誰かに輸血されるんだよね……。それって大丈夫なのかな。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、献血とHIV検査の話です。日本赤十字社の資料をもとにまとめました。HIVが心配なときは、献血ではなく、HIV検査を受けてください。それが、自分と、輸血を受ける患者さんの両方を守ることになります。

感染してすぐは、検査で見つからない「ウインドウ期」

日本赤十字社によると、

プレ男検査で見つからない時期があるなら、献血の検査をあてにしたら、ほかの人にうつしてしまうかもしれないんだ。

HIVが心配なときに献血をすると、ウインドウ期の血液が患者さんに輸血されてしまうおそれがあります。心配なときは、献血ではなく、保健所などのHIV検査を受けてください。

HIV検査は、保健所などで無料・匿名で

肝炎について

日本赤十字社によると、

まとめ


参考文献

  1. 日本赤十字社. エイズ、肝炎などのウイルス保有者、またはそれと疑われる方(献血をご遠慮いただく場合). https://www.jrc.or.jp/donation/about/refrain/detail_04/ (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。