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世界の子宮頸がん(WHO、2026年)

2024年に約60万4,000人が新たに診断され、約28万人が亡くなった。HPVワクチンと検診でほとんど防げる。「90-70-90」の目標で、世界は子宮頸がんの排除をめざしている

2026年10月12日

世界の子宮頸がんについて、世界保健機関(WHO)のファクトシート(2026年7月3日)をもとにまとめました。子宮頸がんは、世界の女性で5番目に多く診断されるがんで、2024年には約60万4,000人が新たに診断され、約28万人が亡くなりました。ほとんどは、発がん性のあるHPVが長く感染し続けることで起こり、異常な細胞ががんになるまで、ふつうは15〜20年かかります。WHOは、9〜14歳の女の子へのHPVワクチンと、30歳からの検診、前がん病変の治療で、子宮頸がんの多くを防げるとし、「15歳までに女の子の90%がワクチン、35歳と45歳までに女性の70%が検診、病変のある女性の90%が治療」という目標をかかげています。

目次
  1. 2024年、約60万4,000人が診断
  2. HPVが長く感染し続けることで起こる
  3. 防ぐ方法
  4. 「90-70-90」の目標
  5. こんな症状は受診を
  6. まとめ

メル美子宮頸がんは、ワクチンと検診で「なくせるがん」って聞いたの。ほんと?

プレ男がんを「なくす」って、すごい目標だね。世界ではどうなってるんだろう。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、世界の子宮頸がんの話です。世界保健機関(WHO)のファクトシート「Cervical cancer」(2026年7月3日)をもとにまとめました。子宮頸がんの基本は、子宮頸がんを見てください。

2024年、約60万4,000人が診断

WHOによると、

HPVが長く感染し続けることで起こる

WHOによると、

前がん病変はほとんど症状がないので、HPVワクチンを接種した人も、定期的な子宮頸がん検診が大切です。

防ぐ方法

WHOによると、

プレ男ワクチンを打っていても、検診は受けたほうがいいんだね。

「90-70-90」の目標

WHOによると、世界の国々は、子宮頸がんの排除に向けて、次の目標を進めています。

また、2025年の世界保健総会の決議(WHA78.8)で、毎年11月17日が「世界子宮頸がん排除の日」になりました。

こんな症状は受診を

WHOによると、生理以外・閉経後・性交後の出血、おりものがふえた・においが強い、腰・脚・骨盤の続く痛み、体重減少やだるさ、脚のむくみなどがあれば、医療者に相談するようすすめています。早く見つけて治療すれば、治すことができます。

日本のHPVワクチンはHPVワクチン、日本の検診は子宮頸がん検診は20歳からを見てください。男性のがんもふくめたHPVとがんの話は、HPVが原因のがんは、世界で年69万件(WHO)にまとめています。

(更新)厚生労働省の同じ指針では、市町村の子宮頸がん検診は、細胞診なら20歳以上で原則2年に1回、HPV検査単独法なら30歳以上で原則5年に1回(30歳から5歳きざみの年齢)とされています。

まとめ


参考文献

  1. World Health Organization. Cervical cancer(Fact sheet, 3 July 2026). https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/cervical-cancer (閲覧日:2026年10月12日)
  2. World Health Organization. Countries and partners call for stronger, accountable systems to eliminate cervical cancer(12 June 2026). https://www.who.int/news/item/12-06-2026-countries-and-partners-call-for-stronger-accountable-systems-to-eliminate-cervical-cancer (閲覧日:2026年10月12日)
  3. 厚生労働省. がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針. https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001471911.pdf (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。