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子宮頸がん検診の結果の見方

「NILM」なら異常なし。「ASC-US」以上は要精密検査だが、精密検査=がんではない。ASC-USはHPV検査や再検査、LSIL・HSILはコルポスコピーと生検へ

2026年10月5日

子宮頸がん検診の結果に書かれた「NILM」「ASC-US」「LSIL」「HSIL」——アルファベットばかりで不安になりますよね。子宮頸がん検診の細胞診の結果は、国際的な「ベセスダシステム」で表されます。東京都予防医学協会(日本産婦人科医会の資料を引用)によると、NILMは異常なしで次の定期検診へ、ASC-US以上は精密検査が必要です。ASC-USはHPV検査や再検査、LSIL・HSILなどはコルポスコピーと生検へ。精密検査と言われても、多くは良性か前がん病変の段階で見つかっています。

目次
  1. 結果は「ベセスダシステム」で表される
  2. 結果ごとの意味と、次にすること
  3. 「精密検査」=「がん」ではない
  4. HPVとの関係
  5. 検診を受ける前の注意
  6. まとめ

メル美子宮頸がん検診の結果が「ASC-US」で、要精密検査って書いてあったの。がんってこと…?

プレ男アルファベットばかりで、どれくらい心配すればいいのかわからないよね。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、子宮頸がん検診の結果の見方の話です。子宮頸がん検診のしくみや受ける間隔は、子宮頸がん検診の記事を見てください。ここでは、東京都予防医学協会の解説(日本産婦人科医会の資料を引用)をもとに、結果の意味と次にすることをまとめました。

結果は「ベセスダシステム」で表される

結果ごとの意味と、次にすること

結果 推定される状態 次にすること
NILM 異常なし(炎症などをふくむ) 定期検診
ASC-US 軽い異常の疑い(意義がはっきりしない異型細胞) 要精密検査:①HPV検査、②6か月後と12か月後に細胞診を再検査、③コルポスコピー・生検、のいずれか
ASC-H 高度の異常が否定できない 要精密検査:すぐにコルポスコピー・生検
LSIL HPV感染、軽度異形成(CIN1) 要精密検査:コルポスコピー・生検
HSIL 中等度・高度異形成、上皮内がん(CIN2・CIN3) 要精密検査:コルポスコピー・生検
SCC 扁平上皮がん 要精密検査
AGC・AIS・腺がん 腺の細胞の異常、上皮内腺がん、腺がん 要精密検査:コルポスコピー、生検、頸管・内膜の検査

出典:東京都予防医学協会「子宮がん検診」(日本産婦人科医会編「ベセスダシステム2001準拠子宮頸部細胞診報告様式の理解のために」平成20年12月より引用、一部改変)

メル美ASC-USは、まずHPV検査や再検査をすることもあるんだね。

「精密検査」=「がん」ではない

精密検査と言われたら、必ず受診しましょう。

「要精密検査」はがんの診断ではありません。多くは前がん病変の段階で見つかり、その段階なら子宮を残して治療できます。必ず精密検査を受けてください。

HPVとの関係

検診を受ける前の注意

東京都予防医学協会は、

としています。

精密検査で「異形成(CIN)」と言われたあとのことは、「子宮頸部異形成(CIN)」と言われたらにまとめています。

まとめ


参考文献

  1. 公益財団法人東京都予防医学協会. 子宮がん検診(検診結果について、ベセスダシステム2001細胞診結果とその取扱い). https://www.yobouigaku-tokyo.or.jp/gan/ssite-sikyugan.html (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。