病気の解説2026年9月29日

子宮頸がん検診で「HPV陽性」と言われたら:性交渉の経験がある人の80〜90%が一生のうちに感染するありふれたウイルス。多くは2年以内に自然に減る。大切なのは決められた検査を続けること

子宮頸がん検診の結果が「HPV陽性」「要追跡精検」——不安になりますが、国立がん研究センターによると、HPVは性交渉の経験があれば80〜90%の人が感染するありふれたウイルスで、多くは2年以内に免疫の働きで自然に減っていきます。一方、子宮頸がんの95%以上は2年以上続く感染から起こるため、決められたスケジュールで検査を続けることが何より大切です。判定ごとの意味と、パートナーのことをまとめました。

目次
  1. HPVは、ありふれたウイルス
  2. 判定ごとの意味(HPV検査単独法)
  3. 治す薬はない。だから検査を続ける
  4. 日常生活とパートナーのこと
  5. まとめ

メル美子宮頸がん検診の結果に「HPV陽性・要追跡精検」って書いてあったの…。がんってこと?それに、性感染症なんだよね…。

プレ男HPVって、男女どちらもかかるウイルスなんだよね。あわてずに、一緒にちゃんと調べよう。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、子宮頸がん検診で「HPV陽性」と言われたときの話です。国立がん研究センターの「がん情報サービス」をもとにまとめました。だれかを責める必要はありません。

HPVは、ありふれたウイルス

メル美ほとんどの人が一度は感染するし、多くは自然に消えるんだ。

判定ごとの意味(HPV検査単独法)

判定 意味 すること
精検不要 HPV陰性 5年後に次の検診
要追跡精検 HPV陽性だが、細胞には変化なし すぐ受診する必要はない。必ず1年後にHPV検査(市区町村から案内が届き、住民検診の枠組みで受けられる)
要確定精検 HPV陽性で、前がん病変やがんを疑う細胞の変化あり 直ちに指定の専門医療機関でコルポスコープ(腟拡大鏡)と組織診

治す薬はない。だから検査を続ける

日常生活とパートナーのこと

プレ男責め合うより、1年後の検査をちゃんと受けられるように、オレも一緒に予定を覚えておくよ。

HPVは性交渉の経験がある人の多くが感染するありふれたウイルスで、多くは自然に減ります。「HPV陽性」と言われたら、決められた検査を必ず続けましょう。

パートナーの男性向けの説明は、パートナーが「HPV陽性」と言われたらの記事にまとめています。

まとめ


参考文献

  1. 国立がん研究センター がん情報サービス. 子宮頸がん検診について. https://ganjoho.jp/public/pre_scr/screening/cervix_uteri.html (閲覧日:2026年9月29日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。