世界の神話Mythos

Bestiary

ジャターユ6万年を生きた大ワシの王。魔王ラーヴァナがシーターをさらって空をかけていくのを見て、「王たる者が、人の妻にふれてはならない」といさめ、年老いた体で立ちむかった。たおれたジャターユから話を聞いたラーマは、父のようにだきしめ、自分の手で火葬の火をともした

2026年10月10日

インドの絵。大きな黄色いワシが翼をひろげ、長い首を上にのばしている。その上には、白い馬にひかれた屋根つきの車があり、中に、いくつもの顔をもつ魔王と、女性が乗っている
「シーターをさらうラーヴァナの車をさまたげるジャターユ」(カーリーガートのアルバムより)1890年ごろ、インド・コルカタ。クリーブランド美術館所蔵(CC0)
目次
  1. プロフィール
  2. 1. 魔王をいさめる
  3. 2. 年老いた体でたちむかう
  4. 3. ラーマとの出会い
  5. 4. ラーマの手で
  6. まとめ

プレ男魔王にたちむかった鳥がいるの? かっこいい!

メル美『ラーマーヤナ』のジャターユっていう大ワシなんだって。とっても年をとっているのに、シーターを守ろうとしたの。

こんにちは、Dr. Taro です。 幻獣の解説、今回はインドの大ワシ、ジャターユです。叙事詩『ラーマーヤナ』第3巻の「ジャターユ」「たたかい」、第3巻後半の「ジャターユ」「ジャターユの死」の章を、R.T.H.グリフィスの英訳(1870〜1874年、Project Gutenberg)で読みました。シーターとラーマの話はシーター、ラーマへ。インド神話の全体はインド神話の入門へ。

インドの絵。大きな黄色いワシが翼をひろげ、長い首を上にのばしている。その上には、白い馬にひかれた屋根つきの車があり、中に、いくつもの顔をもつ魔王と、女性が乗っている

「シーターをさらうラーヴァナの車をさまたげるジャターユ」(カーリーガートのアルバムより)1890年ごろ、インド・コルカタ。クリーブランド美術館所蔵(CC0)

プロフィール

すがた ハゲワシ(英訳では vulture)の王。山の頂のように大きい
年齢 本人の言葉で「6万年」生きてきた
関係 ラーマの父ダシャラタ王の友
したこと シーターをさらうラーヴァナをいさめ、たたかった
さいご ラーマにラーヴァナのことを伝えて息をひきとり、ラーマが葬儀をおこなった

1. 魔王をいさめる

メル美いきなりおそいかかるんじゃなくて、まず言葉でいさめたんだね。

2. 年老いた体でたちむかう

プレ男勝てないかもしれないってわかってても、だまって見すごさなかったんだ…。

3. ラーマとの出会い

4. ラーマの手で

グリフィス訳では、ラーマは、シーターのためにたたかって命をおとしたジャターユを父のようにいたみ、自分の手で葬儀の火をともしました。

まとめ


参考文献

  1. Ralph T. H. Griffith(英訳). The Rámáyan of Válmíki, translated into English verse(1870–1874年). Book III, Cantos L–LI, LXVIII–LXIX. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/24869 (閲覧日:2026年10月10日)
  2. クリーブランド美術館. Jatayu hinders Ravana’s chariot, trying to prevent the abduction of Sita (recto), from a Kalighat album, c. 1890(2003.109.a、CC0). https://clevelandart.org/art/2003.109.a (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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