世界の神話Mythos

Indian Mythology

シーター畑をたがやすすきの下から、大地より生まれた赤ちゃん。「すき跡(シーター)」と名づけられた王女は、王子ラーマの妻となった。夫が森へ追放されると決まったとき、シーターは言った。「いばらの道も、わたしの足があなたより先にふみわけます」

2026年10月10日

インドの細密画。森の中の小さな祠のそばで、木の葉の衣を着た青い肌の王子と王女がならんですわり、手前では弓をもった若者がたき火の世話をしている。シカやクジャクもいる
「森の中のラーマ、シーター、ラクシュマナ」1830年ごろ、北インド・カーングラ派。紙にテンペラ、金。クリーブランド美術館所蔵(CC0)
目次
  1. プロフィール
  2. 1. 大地から生まれた子
  3. 2. 「わたしも森へ行きます」
  4. 3. そのあと
  5. まとめ

プレ男シーターって、ラーマの奥さんだよね。どんな人なの?

メル美畑の土の中から生まれたんだって。それに、森へ行くとき、夫に「つれていって」ってはっきり言う、つよい人なの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回はインド神話のシーターです。叙事詩『ラーマーヤナ』を、R.T.H.グリフィスの英訳(1870〜1874年、Project Gutenberg)と注で読みました。夫ラーマの話はラーマへ。インド神話の全体はインド神話の入門へ。

インドの細密画。森の中の小さな祠のそばで、木の葉の衣を着た青い肌の王子と王女がならんですわり、手前では弓をもった若者がたき火の世話をしている。シカやクジャクもいる

「森の中のラーマ、シーター、ラクシュマナ」1830年ごろ、北インド・カーングラ派。紙にテンペラ、金。クリーブランド美術館所蔵(CC0)

プロフィール

父 ヴィデーハの王ジャナカ(育ての父)
生まれ 畑をたがやすすきの下の大地から
名前の意味 「すき跡(畑のみぞ)」(グリフィスの注)
夫 コーサラ国の王子ラーマ
よび名 「ヴィデーハの姫」

1. 大地から生まれた子

第1巻の「ジャナカの言葉」の章です。ジャナカ王は、聖仙にこう語ります。

メル美畑のみぞから生まれたから「すき跡」って名前なんだ。大地の子なんだね。

2. 「わたしも森へ行きます」

第2巻の「シーターの言葉」の章です。継母の願いで、ラーマが14年の森ぐらしを命じられたとき、ラーマはシーターを都にのこそうとしました。シーターは答えます。

プレ男「わたしが先に歩きます」って! ついていくだけじゃなくて、先頭に立つつもりなんだ。

グリフィス訳では、シーターは「いばらやしげった草の中を、わたしの足があなたより先にふみわけていきます」と言って、ラーマといっしょに森へ行きました。

3. そのあと

まとめ


参考文献

  1. Ralph T. H. Griffith(英訳). The Rámáyan of Válmíki, translated into English verse(1870–1874年). Book I, Canto LXVI と注246; Book II, Canto XXVII. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/24869 (閲覧日:2026年10月10日)
  2. クリーブランド美術館. Rama, Sita, and Lakshmana in the forest, Kangra, c. 1830(1989.332、CC0). https://clevelandart.org/art/1989.332 (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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