世界の神話Mythos

Indian Mythology

ハヌマーン風の神の子のサルの勇者。赤ん坊のころ、のぼる太陽を果物と思って300ヨージャナもとびあがり、インドラの雷で「あご」をくだかれた。大人になると体を山のように大きくして大海をとびこえ、さらわれたシーターに、夫ラーマの指輪をとどけた

2026年10月10日

赤いふちどりの細密画。木々の下で、青い肌の王子と白い肌の王子がすわり、その前で、冠をかぶったサルの姿の勇者が手を合わせている
「ラーマとラクシュマナの前のハヌマーン」(マンコートの『ラーマーヤナ』画帖の1枚)1710〜1725年ごろ、インド・パンジャーブ丘陵のマンコート王国。紙に墨と不透明水彩。メトロポリタン美術館所蔵(パブリックドメイン)
目次
  1. プロフィール
  2. 1. 太陽にとびかかった赤ん坊
  3. 2. 風がとまった世界
  4. 3. 大海の跳躍
  5. 4. ラーマの指輪
  6. 5. 尾の火で、ランカーを焼く
  7. まとめ

プレ男ハヌマーンって、サルの姿の勇者だよね?

メル美『ラーマーヤナ』で大活躍する勇者なんだって。海をひとっとびするの。

こんにちは、Dr. Taro です。 神さまと英雄の解説、今回はインド神話のハヌマーンです。R.T.H.グリフィス訳『ラーマーヤナ』(1870〜1874年、プロジェクト・グーテンベルク)の英訳を読みました。インド神話の全体はインド神話の入門へ。

赤いふちどりの細密画。木々の下で、青い肌の王子と白い肌の王子がすわり、その前で、冠をかぶったサルの姿の勇者が手を合わせている

「ラーマとラクシュマナの前のハヌマーン」(マンコートの『ラーマーヤナ』画帖の1枚)1710〜1725年ごろ、インド・パンジャーブ丘陵のマンコート王国。紙に墨と不透明水彩。メトロポリタン美術館所蔵(パブリックドメイン)

プロフィール

すがた ヴァーナラ(サルの一族)の勇者
父母 父は風の神、母はアンジャナー(天女がのろいでヴァーナラの姿になった)
名前のいわれ 赤ん坊のとき、インドラの雷であご(ハヌ)をくだかれたから(グリフィスの注:ハヌマーンは「大きなあごをもつ者」の意味)
力 風の神の力。体を大きくも小さくもでき、ひととびで遠くへ飛ぶ
恵み ブラフマーは「戦いで刃物に殺されない」、インドラは「雷で傷つけない」とちかった
仕えた人 サルの王スグリーヴァ、そしてラーマ王子

1. 太陽にとびかかった赤ん坊

『ラーマーヤナ』第4巻66歌で、年老いたクマの賢者ジャーンバヴァーンが、ハヌマーンの生まれを語ります。

プレ男太陽をおやつだと思ってとびつく赤ちゃん…! スケールがちがう。

2. 風がとまった世界

3. 大海の跳躍

4. ラーマの指輪

メル美名前のきざまれた指輪で、「本当に夫の使いだ」ってわかったんだね。

5. 尾の火で、ランカーを焼く

グリフィス訳『ラーマーヤナ』で、シーターはハヌマーンを「おそれを知らない、かしこく、勇ましく、誠実な使い」とよんでいます。

まとめ


参考文献

  1. Griffith, Ralph T.H.(英訳). The Rámáyan of Válmíki, translated into English verse(1870–1874年). Book IV, Canto LXVI(注783を含む); Book V, Cantos I, XXXVI, LIII, LIV. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/24869 (閲覧日:2026年10月10日)
  2. メトロポリタン美術館. Hanuman before Rama and Lakshmana: Folio from the dispersed “Mankot” Ramayana series, ca. 1710–25(1976.16、パブリックドメイン). https://www.metmuseum.org/art/collection/search/37986 (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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