
メル美妊婦健診で血糖の検査があるけど、妊娠中の糖尿病って、世界でも多いの?

プレ男WHOが、初めて妊娠中の糖尿病の指針を出したんだって。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、妊娠中の高血糖(糖尿病・妊娠糖尿病)の世界の話です。WHOのニュース(2025年11月14日、2026年9月25日)をもとにまとめました。
出生の6人に1人に影響
WHOによると、
- 妊娠中の高血糖は、世界の出生の6人に1人、年に約2,100万人に影響しています
- 妊娠中の高血糖には、妊娠前からの糖尿病、妊娠中にはじめて診断された糖尿病、妊娠糖尿病(妊娠中にあらわれる血糖の高い状態)があります。妊娠前からの糖尿病に気づいていない人が多い地域では、これらを見分けるのがむずかしいことがよくあります
- きちんと管理されないと、妊娠高血圧腎症、死産、赤ちゃんが大きくなりすぎること、生まれた赤ちゃんの低血糖、お産のときのけがなどのリスクが上がります
- 長い目でみると、お母さんと子どもの両方で、将来の2型糖尿病や心臓・代謝の病気のリスクも高くなります

WHOによると、妊娠中の高血糖は世界の出生の6人に1人、年に約2,100万人に影響しています。
WHOの初めての指針(2025年11月)
WHOは2025年11月14日(世界糖尿病デー)、妊娠中の糖尿病のケアについて初めての指針を出しました。27の推奨があり、
- 一人ひとりに合わせたケア:食事、体を動かすこと、血糖の目標についての助言
- こまめな確認:糖尿病のある妊婦は、受診のときと自宅で、定期的に血糖を確かめる
- 一人ひとりに合わせた治療:薬が必要なときの、1型・2型・妊娠糖尿病それぞれの薬の使い方
- 専門的な支え:妊娠前から糖尿病がある人には、いろいろな職種のチームでのケア
を柱としています。WHOは、糖尿病のケアをふだんの妊婦健診に組みこむことの大切さも強調しています。
2026年は診断基準の見直し
WHOは、2013年に出した「妊娠中にはじめて見つかった高血糖」の診断基準と分類を、2026年に見直すとしています。スクリーニングや診断、分類についての新しい根拠が出てきたためで、2026年10月20〜24日に専門家の会議を開く予定です。

プレ男妊婦健診の血糖の検査は、お母さんと赤ちゃんの将来のためでもあるんだね。
日本の妊娠糖尿病は妊娠糖尿病は妊婦の7〜9%、妊娠前から糖尿病がある人は糖尿病がある人の妊娠、妊娠高血圧腎症は妊娠高血圧腎症は世界で年4万2,000人の妊産婦の命にかかわるを見てください。
まとめ
- 妊娠中の高血糖は、世界の出生の6人に1人(年約2,100万人)に影響
- 管理されないと、妊娠高血圧腎症・死産・お産のけがなど、将来の2型糖尿病のリスクも
- WHOは2025年11月、妊娠中の糖尿病のケアの初めての指針(27の推奨)
- 2026年は、2013年の診断基準を見直す予定
参考文献
- World Health Organization. WHO launches global guidelines on diabetes during pregnancy on World Diabetes Day(2025年11月14日). https://www.who.int/news/item/14-11-2025-who-launches-global-guidelines-on-diabetes-during-pregnancy-on-world-diabetes-day (閲覧日:2026年10月12日)
- World Health Organization. WHO to update the recommendations on criteria and diagnosis of hyperglycaemia in pregnancy(2026年9月25日). https://www.who.int/news/item/25-09-2026-who-to-update-the-recommendations-on-criteria-and-diagnosis-of-hyperglycaemia-in-pregnancy (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。