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世界の子宮内膜症(WHO、2025年)

妊娠できる年代の女性の約10%、1億9,000万人。診断までに平均4〜12年かかる。手術をしなくても、症状と超音波・MRIで診断して治療を始められる

2026年10月12日

世界の子宮内膜症について、世界保健機関(WHO)のファクトシート(2025年10月15日)をもとにまとめました。子宮内膜症は、世界の妊娠できる年代の女性の約10%(1億9,000万人)にあると推計される、長く続く病気です。ひどい生理痛、生理の量が多い、生理以外の時期も続く骨盤の痛み、不妊、おなかの張りや吐き気などの症状があり、性交、排便・排尿、こころの健康にも影響します。症状がさまざまで気づかれにくく、診断までに平均4〜12年かかっています。WHOは、症状と超音波・MRIなどで臨床的に診断し、手術をしなくても治療を始められるとしています。

目次
  1. 女性の約10%、1億9,000万人
  2. 症状
  3. 診断までに4〜12年
  4. 治療
  5. まとめ

メル美子宮内膜症って、診断がつくまでに何年もかかる人がいるって聞いたの。

プレ男生理痛は「がまんするもの」と思われがちだから、見のがされやすいのかな。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、世界の子宮内膜症の話です。世界保健機関(WHO)のファクトシート「Endometriosis」(2025年10月15日)をもとにまとめました。子宮内膜症の基本は、生理痛がどんどん重くなる、は「子宮内膜症」のサインかもを見てください。

女性の約10%、1億9,000万人

WHOによると、

症状

WHOによると、

子宮内膜症は、診断までに何年もかかることが多い病気です。生理痛が重い、年々ひどくなるときは、がまんせずに婦人科で相談してください。

診断までに4〜12年

WHOによると、

プレ男手術をしなくても、症状と画像で診断して治療を始められるんだね。

治療

WHOによると、完全に治す治療はまだありませんが、痛み止めやホルモンの薬で症状をおさえ、一部の人では手術も行います。治療は、症状の重さ、本人の希望、副作用、費用、妊娠を望むかどうかなどで選びます。

日本で使われる薬については、子宮内膜症の薬のよくある疑問を見てください。生理痛については生理痛(月経困難症)はがまんしなくていいを見てください。

(更新)日本産科婦人科学会の「子宮内膜症」のページ(2025年1月30日更新)にも、診断までの年数の記載はありませんでした。同ページによると、日本では、子宮内膜症は20〜30代で発症することが多く(ピークは30〜40歳ともいわれる)、月経痛は患者の9割にみられ、半数近くが不妊に悩むといわれています。

まとめ


参考文献

  1. World Health Organization. Endometriosis(Fact sheet, 15 October 2025). https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/endometriosis (閲覧日:2026年10月12日)
  2. 日本産科婦人科学会. 子宮内膜症(更新日時:2025年1月30日). https://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=9 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。