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妊婦健診の「GBS(B群溶血性レンサ球菌)」

ふだん腟や直腸にいる、ありふれた菌。ほとんどは害がないが、お産のときに赤ちゃんにうつると重い病気になることも。陽性ならお産のときに点滴の抗菌薬

2026年10月5日

妊婦健診で調べる「GBS(B群溶血性レンサ球菌)」。英国NHSによると、GBSは男女ともによく見られる菌で、ふだんは直腸や腟にいて、ほとんどの人は害がなく気づきません。ただ、妊娠中に持っていると、まれにお産のときに赤ちゃんにうつり、赤ちゃんが重い病気になることがあります。お産のときに点滴で抗菌薬を使うと、赤ちゃんが病気になるリスクを大きく減らせます。生まれたあとに気をつけたい赤ちゃんのサインもまとめました。

目次
  1. GBSってどんな菌?
  2. 日本の妊婦健診では、妊娠33〜37週に調べる
  3. 妊娠中にGBSがあると
  4. 陽性だったら:お産のときの対策
  5. 生まれたあとに気をつけたい、赤ちゃんのサイン
  6. まとめ

メル美姉が妊婦健診で「GBS陽性」って言われたんだって。性病なのかな、赤ちゃんは大丈夫なのかなって心配してた。

プレ男GBSって、初めて聞いた。どんな菌なんだろう。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、妊婦健診で調べるGBS(B群溶血性レンサ球菌)の話です。「陽性」と言われると驚きますが、ありふれた菌で、お産のときの対策で赤ちゃんを守れます。英国NHSの資料をもとにまとめました。

GBSってどんな菌?

NHSによると、

GBSは性感染症ではありません。持っていることは、だれのせいでもありません

日本の妊婦健診では、妊娠33〜37週に調べる

妊娠中にGBSがあると

NHSによると、

メル美陽性でも、赤ちゃんはふつう元気に生まれるんだね。少し安心した。

陽性だったら:お産のときの対策

NHSによると、GBSが見つかったときや、前に赤ちゃんがGBSで病気になったことがあるときは、

GBSはありふれた菌で、陽性でも赤ちゃんはふつう元気に生まれます。お産のときに点滴の抗菌薬を使えば、赤ちゃんが病気になるリスクを大きく減らせます。

生まれたあとに気をつけたい、赤ちゃんのサイン

NHSによると、GBSの感染は生まれてすぐに起こることが多いですが、生後3か月までに症状が出ることもあります。

こうしたサインがあれば、すぐに救急車を呼ぶか救急外来へ。治療すれば多くの赤ちゃんは回復しますが、敗血症や髄膜炎になり、難聴や視力の障害が残ったり、命にかかわったりすることもあります。

まとめ


参考文献

  1. NHS. Group B strep(Page last reviewed: 19 April 2024). https://www.nhs.uk/conditions/group-b-strep/ (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。