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遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)と卵巣がんの定期検査

超音波とCA125で調べるが、卵巣がんを防ぐことはできない。最も効果的な対策はリスク低減卵管卵巣摘出術

2026年10月12日

遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)と診断された人の卵巣がんの定期検査(サーベイランス)について、日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構(JOHBOC)の患者・市民向けガイドブック(2022年版)のQ42・Q46をもとにまとめました。卵巣がんは気づきにくく、早く見つけるのがむずかしいがんで、HBOCの人の定期検査の効果は十分ではありません。リスク低減卵管卵巣摘出術を選ばない場合に限り、経腟超音波検査と腫瘍マーカーCA125の検査を考え、30〜35歳ごろから3〜12か月ごとが目安とされています(保険の適用外)。低用量ピルで卵巣がんのリスクが40〜50%程度下がると考えられていますが、予防の目的で保険が使える薬はなく、手術の代わりにはならないとしています。

目次
  1. 卵巣がんは、早く見つけるのがむずかしい
  2. 定期検査の方法と時期
  3. 低用量ピルと卵巣がん
  4. まとめ

メル美HBOCで、まだ卵巣をとる手術を受けない場合、定期的に検査をすれば安心なのかな。

プレ男卵巣がんって、早く見つけるのがむずかしいって聞いたことがあるよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)の人の、卵巣がんの定期検査の話です。日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構(JOHBOC)の患者・市民向けガイドブック「遺伝性乳がん卵巣がんを知ろう!」(2022年版)のQ42・Q46をもとにまとめました。

卵巣がんは、早く見つけるのがむずかしい

ガイドブックによると、

定期検査の方法と時期

ガイドブックによると、

卵巣がんは早く見つけるのがむずかしく、定期検査では卵巣がんを防ぐことはできません。最も効果的な対策は、リスク低減卵管卵巣摘出術とされています。

低用量ピルと卵巣がん

ガイドブックによると、

プレ男定期検査で安心しすぎずに、手術のことも含めて主治医とよく相談するのが大事なんだね。

リスク低減卵管卵巣摘出術はHBOCの「リスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)」、乳がんの対策は遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)の乳がん対策を見てください。

まとめ


参考文献

  1. 日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構. 遺伝性乳がん卵巣がんを知ろう!みんなのためのガイドブック 2022年版 Q42 卵巣がんのサーベイランスとは何ですか? https://johboc.jp/guidebook_g2022/q42/ (閲覧日:2026年10月12日)
  2. 同 Q46 卵巣がんの予防に有効な薬はありますか? https://johboc.jp/guidebook_g2022/q46/ (閲覧日:2026年10月12日)
  3. レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール錠(避妊) 添付文書(2023年7月改訂 第1版). KEGG MEDICUS. https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00060612 (閲覧日:2026年10月12日)
  4. レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール錠(月経困難症) 添付文書(2023年11月改訂 第5版). KEGG MEDICUS. https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00067616 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。