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HBOCの「リスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)」

がんになる前に卵管・卵巣をとって、卵巣がんなどを防ぐ。BRCA1は35〜40歳、BRCA2は40〜45歳までが目安。手術のあとは更年期症状に注意

2026年10月12日

遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)と診断された人の、リスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)について、日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構(JOHBOC)の患者・市民向けガイドブック(2022年版)のQ41・Q44をもとにまとめました。卵巣・卵管・腹膜がんは早く見つける方法が確立されておらず、RRSOはHBOCと診断された人の死亡のリスクを確実に下げる、最大の予防策としてすすめられています。今後の妊娠を考えていない人は、BRCA1では35〜40歳、BRCA2では40〜45歳までに受けることがすすめられています。閉経前に受けると急に閉経になるため、更年期症状が出やすく、骨密度の低下などにも注意が必要です。

目次
  1. RRSOとは
  2. いつ受ける?
  3. 費用(保険)
  4. 手術のあとの体の変化
  5. まとめ

メル美HBOCの人が、がんになる前に卵巣をとる手術があるって聞いたの。どんな手術なのかな。

プレ男手術のあとの体の変化も気になるよね。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)のリスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)の話です。日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構(JOHBOC)の患者・市民向けガイドブック「遺伝性乳がん卵巣がんを知ろう!」(2022年版)のQ41・Q44をもとにまとめました。HBOCそのものについては遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を見てください。

RRSOとは

ガイドブックによると、

いつ受ける?

ガイドブックによると、

卵巣・卵管・腹膜がんは早く見つける方法が確立されていません。リスク低減卵管卵巣摘出術は、HBOCと診断された人の死亡のリスクを確実に下げる、最大の予防策としてすすめられています。

費用(保険)

ガイドブックによると、2020年4月から、乳がんになったことがあってHBOCと診断された人のRRSOに保険が使えるようになりました。乳がんになっていない人などは、自費になります。費用は担当の医師に確認する必要があります。

手術のあとの体の変化

ガイドブックによると、

プレ男がんを防ぐ大きなメリットがある一方で、手術のあとの体の変化も前もって知っておくことが大切なんだね。

乳がんの対策は遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)の乳がん対策、妊娠との関係は遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)と妊娠、子宮の手術で卵巣もとるかどうかは子宮をとる手術のとき、卵巣もとる?を見てください。

手術を選ばない場合の卵巣がんの定期検査は、遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)と卵巣がんの定期検査を見てください。

まとめ


参考文献

  1. 日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構. 遺伝性乳がん卵巣がんを知ろう!みんなのためのガイドブック 2022年版 Q41 リスク低減卵管卵巣摘出術について教えてください。 https://johboc.jp/guidebook_g2022/q41/ (閲覧日:2026年10月12日)
  2. 同 Q44 リスク低減卵管卵巣摘出術を受けた後のからだの変化や生活への影響が心配です。 https://johboc.jp/guidebook_g2022/q44/ (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。