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遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)の遺伝学的検査の結果の読み方

「陽性」「陰性」「VUS(意義がまだわからない変化)」。陰性でもがん検診は続ける。VUSは将来、解釈が変わることも

2026年10月12日

遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を調べる遺伝学的検査(BRCA1/2)の結果の読み方を、日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構(JOHBOC)の患者・市民向けガイドブック(2022年版)のQ17〜19をもとにまとめました。病気につながる「病的バリアント」かその疑いが見つかれば「陽性」、見つからない場合や、意義がまだわからない「VUS」は「陰性」として扱われます。陰性の多くの人は特別な対策はいりませんが、ほかの遺伝性のがんの可能性や、ふつうのがんのリスクはあるため、年齢に応じたがん検診は続けます。日本人でのVUSの割合はBRCA1/2で6.5%と報告され、VUSの解釈は将来変わることがあります。

目次
  1. 結果は「陽性」か「陰性」
  2. 陰性だったとき
  3. VUS(意義がまだわからない変化)だったとき
  4. まとめ

メル美遺伝子の検査の結果に「VUS」って書いてあったらしいの。陽性なの?陰性なの?

プレ男陰性だったら、もう何も気にしなくていいのかな。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)の遺伝学的検査の結果の読み方の話です。日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構(JOHBOC)の患者・市民向けガイドブック「遺伝性乳がん卵巣がんを知ろう!」(2022年版)のQ17〜19をもとにまとめました。HBOCそのものについては遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を見てください。

結果は「陽性」か「陰性」

ガイドブックによると、

陰性だったとき

ガイドブックによると、

遺伝学的検査が陰性でも、がんにならないわけではありません。年齢に応じたふつうのがん検診は続けましょう。

VUS(意義がまだわからない変化)だったとき

ガイドブックによると、

プレ男結果の意味がわからないときは、ひとりで悩まずに、遺伝カウンセリングで聞いてみるのがいいね。

家族に伝えるときは遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を家族や子どもに伝えるとき、不安なときは遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)と診断されて不安なときを見てください。

まとめ


参考文献

  1. 日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構. 遺伝性乳がん卵巣がんを知ろう!みんなのためのガイドブック 2022年版 Q17 検査結果はどのように表されるのでしょうか? https://johboc.jp/guidebook_g2022/q17/ (閲覧日:2026年10月12日)
  2. 同 Q18 遺伝学的検査の結果が「陰性(Negative)」でした。今後どのような対策が必要ですか? https://johboc.jp/guidebook_g2022/q18/ (閲覧日:2026年10月12日)
  3. 同 Q19 検査の結果が「臨床的意義不明の変化(VUS)」でした。今後どのような対策が必要ですか? https://johboc.jp/guidebook_g2022/q19/ (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。