東京23区の下水道:約949万人が使い、下水道管は約1万6,221km(2024年度末)、水再生センターは13か所で1日462.4万m³を処理。1994年度末に普及率100%に。浸水対策は1時間75ミリの雨に対応が目標
東京都下水道局の「区部下水道の概要」によると、東京都は都制のため、23区全域で都が市の立場で下水道事業を行っています。区部の下水道は約949万人が使い、10の処理区に分かれていて、2024年度末で下水道管の総延長は約1万6,221km、水再生センターは13か所、1日あたり462.4万m³の下水を処理しています。「神田下水」の建設に始まり、昭和30年代から本格的に普及を進めた結果、1994年度末に100%普及概成しました。いまは、老朽化した施設の再構築、区部全域で1時間75ミリの雨に対応することを目標にした浸水対策、震災対策、合流式下水道の改善などを進めています。また、国土交通省の要請による「下水道管路の全国特別重点調査」について、2026年9月末時点で確認された損傷の多くは軽微で局所的で、下水道管本体の構造は安全であることを確認したとしています。

プレ男トイレやお風呂の水って、どこへ流れていくんだろう?

メル美23区の下水道は東京都が管理していて、水再生センターできれいにしているんだって。
今回は、東京23区の下水道です。東京都下水道局の「区部下水道の概要」と「『下水道管路の全国特別重点調査』における実施状況について」(2026年10月8日更新)で確認した内容をまとめました。
23区の下水道は東京都が運営
- 下水道事業は原則として市町村の仕事ですが、東京は都制のため、23区全域では東京都が「市」の立場で下水道事業を行っています
- 対象は、23区の5万6,591ヘクタールです
数字でみる区部の下水道(2024年度末)
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 使っている人 | 約949万人 |
| 処理区 | 10 |
| 下水道管の総延長 | 約1万6,221km |
| 水再生センター | 13か所 |
| 1日あたりの処理量 | 462.4万m³ |
- 「神田下水」の建設に始まり、昭和30年代から本格的に普及を進め、1994年度末に100%普及概成しました

プレ男下水道管を全部つなぐと、1万6千km以上もあるんだ!
いま進めていること
| 施策 | 内容 |
|---|---|
| 再構築 | 古くなった施設の延命化と、雨水を流す能力の増強・耐震化 |
| 浸水対策 | 区部全域で1時間75ミリの雨に対応することが目標 |
| 震災対策 | 首都直下地震などへの備え |
| 合流式下水道の改善 | 川や海の水質を守るための貯留施設など |
| 高度処理 | 処理した水の水質をさらに改善 |
下水道管の特別重点調査
- 国土交通省の要請で、都が管理する下水道管(区部・多摩)の「全国特別重点調査」を行っています
- 2026年9月末時点で、確認された損傷の多くは軽微で局所的で、一部に腐食による損傷はあるものの、下水道管本体の構造は安全であることを確認したとしています
- 緊急度が高いと判定した箇所は、順に補修などの対策を進めているとしています

メル美見えないところで、点検や工事が続いているんだね。

東京都下水道局によると、23区の下水道は約949万人が使い、2024年度末で下水道管は約1万6,221km、水再生センターは13か所です。1994年度末に普及率100%になりました。
-
ごみの埋立処分場は、東京のごみの埋立処分場もどうぞ
-
再生水で流れを取りもどした玉川上水や目黒川は、東京の「清流復活事業」もどうぞ
-
地震で下水が使えないときのトイレは、災害時のトイレ「東京トイレ防災マスタープラン」もどうぞ
-
下水道料金の計算のしかたは、23区の水道料金・下水道料金のしくみもどうぞ
まとめ
- 23区の下水道は東京都が運営し、約949万人が使う
- 下水道管は約1万6,221km、水再生センターは13か所
- 1994年度末に普及率100%
- 浸水対策は1時間75ミリの雨への対応が目標
参考文献
- 東京都下水道局. 区部下水道の概要. https://www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/about/gaiyou/wards (閲覧日:2026年10月10日)
- 東京都下水道局. 「下水道管路の全国特別重点調査」における実施状況について(2026年10月8日更新). https://www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/information/topics/2026/10/1022_6840 (閲覧日:2026年10月10日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。