渋谷区:人口は1965年の28万3,730人がピーク、1995年の18万8,472人から増加に転じ、2026年は23万880人。昼の人口は夜の約2.6倍(昼夜間人口比率259.7)、世帯の64.5%が一人暮らし
渋谷区人口ビジョン(令和7年度策定)によると、区の人口は戦後急増して1965年に28万3,730人のピークとなり、1995年の18万8,472人を境に再び増えました。東京都の統計では2026年1月1日現在23万880人(外国人1万3,280人を含む)、平均年齢44.92歳。2020年国勢調査では昼夜間人口比率が259.7で23区4番目、一般世帯の64.5%が単独世帯です。1932年に渋谷町・千駄ヶ谷町・代々幡町が合併して誕生し、2015年11月には全国で初めてパートナーシップ証明を始めました。
目次

プレ男渋谷区って、昼はすごい人だけど、住んでる人はどれくらいいるんだろう?

メル美「若者の街」っていうイメージだけど、データで見るとどうなのかな。
今回は、渋谷区です。渋谷区の資料(区の歴史、渋谷区人口ビジョン(令和7年度策定)、パートナーシップ証明のページ)、東京都の統計(住民基本台帳による東京都の世帯と人口、2026年1月1日現在/東京都の昼間人口、2020年国勢調査)で確認した内容をまとめました。住んでいる人の暮らしぶりや人柄を決めつけることは書いていません。
3つの町が合併して生まれた区
渋谷区の公式サイトの「渋谷区の歴史」によると:
| 年 | できごと |
|---|---|
| 江戸時代 | 渋谷の丘はほとんどが武家屋敷。低地の水田に農家が点在し、宮益坂と元広尾に商家があった |
| 1889年(明治22年) | 市制町村制で、渋谷村・代々幡村・千駄ヶ谷村ができる |
| 1909年(明治42年) | 渋谷村が町制に。このとき戸数8,954、人口3万5,191 |
| 1932年(昭和7年)10月1日 | 渋谷町・千駄ヶ谷町・代々幡町が合併し、東京市渋谷区が誕生(大東京35区のひとつ) |
| 1955年ごろ〜 | 高層ビルが続々と建ち、オフィス街が生まれて副都心化が進む |
| 1964年 | 東京オリンピックをきっかけに、道路の新設・拡張があいつぐ |
| 1965年 | 渋谷区総合庁舎や渋谷公会堂が完成 |
- 区の歴史のページは、戦後の復興は渋谷駅から道玄坂を中心に始まったと説明しています
人口は1965年がピーク、1995年から増加
渋谷区人口ビジョン(令和7年度策定)によると:
| 年 | 人口 | |
|---|---|---|
| 1965年 | 28万3,730人 | 戦後のピーク |
| 1995年 | 18万8,472人 | ここを境に増加に転じる |
| 2005年 | 20万5,704人 | |
| 2025年 | 23万1,402人 | 住民登録人口(1月1日現在) |
| 2026年 | 23万880人 | 東京都の統計(1月1日現在、外国人を含む) |
- 2025年の人口は、2005年より2万5,698人多くなっています
- 人口ビジョンの推計では、総人口は2040年ごろの約24万人をピークに減り始めるものの、2065年ごろまでは20万人台を保つと予測されています
- 推計には、大規模な住宅開発による転入も加えられています

メル美60年前のほうが、いまより5万人も多かったんだ!
一人暮らしが6割以上
人口ビジョンによると(国勢調査):
- 世帯数は人口を上回るペースで増え、1世帯あたりの人数は1995年の2.00人から2020年の1.63人に減りました
- 単独世帯(一人暮らし) は1995年から2020年で約2倍(4万8,897世帯増)になり、一般世帯に占める割合は50.9%から64.5% に上がりました
- 核家族世帯の割合は、42.4%から31.6% に下がっています
- 2026年の東京都の統計でも、1世帯あたりの人数は1.61人で、23区で少ないほうから5番目です(→23区の人口)
転入してくる人、出生数
- 2014年以降、2021年をのぞいて転入が転出を上回り、区の人口増は区外からの転入が大きく影響しています
- 2015〜2020年で転入がとくに多かったのは20〜24歳(就職などによる転入)
- 2022〜2024年に渋谷区へ移ってきた人の前の住所は、世田谷区がいちばん多く、港区・新宿区・目黒区・杉並区の順。出ていく先もほぼ同じ傾向です
- 出生数は2015年がピークで、2024年はピークより541人(24.5%)少なくなりました。日本人の合計特殊出生率は、2013年以降いずれの年も全国・東京都区部を下回り、2021年の1.05のあと2年続けて1を下回っています
- 区は人口ビジョンで、若い世代に「住んでみたい」「住み続けたい」と選ばれるまちづくりを課題にあげています
昼の人口は、夜の約2.6倍
東京都の「東京都の昼間人口」(2020年国勢調査)によると:
| 項目 | 渋谷区 | 23区の順位 |
|---|---|---|
| 昼夜間人口比率(夜の人口を100としたときの昼の人口) | 259.7 | 4位(1位 千代田区1,753.7、2位 中央区456.1、3位 港区453.7、5位 新宿区258.6) |
| 昼間就業者(区内で働く人) | 50万5,111人 | 5位 |
- 人口ビジョンによると、1995年以降の昼夜間人口比率はいずれの年も200を超えています
- 渋谷区に住んでいる就業者(15歳以上)は9万3,289人。そのうち54.9% が区外で働いていて、通勤先は港区・千代田区・新宿区の順です(2020年)
- 区内の事業所でいちばん多いのは「卸売業、小売業」(22.3%、2021年)。区に住んでいる就業者の産業は「情報通信業」がいちばん多くなっています(2020年)

プレ男昼は住んでる人の2.6倍!そりゃ駅が混むわけだ。
- 渋谷駅の利用者数は東急の駅の乗降人員にまとめています
平均年齢と外国人
東京都の統計(2026年1月1日現在)から:
| 項目 | 渋谷区 | 参考 |
|---|---|---|
| 人口 | 23万880人 | — |
| うち外国人 | 1万3,280人(約5.8%) | 23区で外国人の割合がいちばん高いのは新宿区(約14.5%) |
| 平均年齢 | 44.92歳 | 区部45.17歳 |
| 1世帯あたりの人数 | 1.61人 | — |
- 人口ビジョンによると、外国人の国籍は中国がいちばん多く、韓国が次ぎ、上位6か国に欧米の国も入っています(2025年)
- 住まい(専用住宅)は、共同住宅が約9割(87.9%)。いちばん多いのは6階建以上の共同住宅(46.8%)です(2023年住宅・土地統計調査)
全国で初めての「パートナーシップ証明」
- 渋谷区は、2015年(平成27年)11月5日から「渋谷区パートナーシップ証明」の交付を始めました。法律上の婚姻とは別に、婚姻と変わらない実質をもつ2人の関係を「パートナーシップ」として証明するものです
- 区の報道発表によると、渋谷区が全国で初めて導入した制度で、2025年5月31日時点で導入した自治体は530、人口カバー率は92.5% になりました(渋谷区と認定NPO法人 虹色ダイバーシティの共同調査)
- 申請できるのは、2人とも渋谷区に住み住民登録がある18歳以上の人などです。条例の改正で、2024年4月からは戸籍上の性別が同じでなくても利用できるようになりました

渋谷区の人口ビジョンでは、一人暮らしの世帯が2020年に64.5%になりました。区の人口増は区外からの転入が支えている、と分析されています。
まとめ
- 1932年に渋谷町・千駄ヶ谷町・代々幡町が合併して誕生
- 人口は1965年の28万3,730人がピーク、1995年の18万8,472人から増加に転じ、2026年は23万880人
- 一人暮らしが64.5%(2020年)、1世帯1.61人(2026年)
- 昼夜間人口比率259.7(23区4位)。昼の人口は夜の約2.6倍
- 2015年に全国で初めてパートナーシップ証明
参考文献
- 渋谷区. 渋谷区の歴史. https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kusei/shibuyaku/introduction/history.html (閲覧日:2026年10月4日)
- 渋谷区. 渋谷区人口ビジョン(令和7年度策定). https://files.city.shibuya.tokyo.jp/assets/12995aba8b194961be709ba879857f70/be7a3175748146d2b917b110d486bf05/r7_jinkovision.pdf (閲覧日:2026年10月4日)
- 東京都総務局統計部. 住民基本台帳による東京都の世帯と人口(令和8年1月1日現在). https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/juukiy/2026/jy26qf0001.pdf (閲覧日:2026年10月4日)
- 東京都総務局統計部. 東京都の昼間人口(令和2年)概要. https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tyukanj/2020/tj20gaiyou.pdf (閲覧日:2026年10月4日)
- 渋谷区. 渋谷区パートナーシップ証明. https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kusei/shisaku/lgbt/partnership.html (閲覧日:2026年10月4日)
- 渋谷区. 【6月27日】全国に広がるパートナーシップ制度を渋谷区とNPOが共同調査(報道発表、2025年6月27日). https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kusei/hodo/hodo-2025/hodo_20250627.html (閲覧日:2026年10月4日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。