幽々奇譚A Nocturnal Field Guide

Ghost StoriesNo.053

小泉八雲の怪談「茶碗の中」お茶の中に、知らない美しい侍の顔がうつっていた。若党はそれを顔ごと飲みほしてしまう。その夜あらわれた男は「今朝、ひどい害を加えたな」——そして物語は、とちゅうで切れている

小泉八雲『骨董(Kotto)』に収められた「茶碗の中(IN A CUP OF TEA)」。江戸の本郷・白山の茶店で、若党の関内がお茶を飲もうとすると、茶碗の中に、自分ではない若い侍の顔がうつっていました。何度いれなおしても顔はあらわれ、あざけるように笑います。関内はそれを顔ごと飲みほしてしまいました。その夜、屋敷にあらわれた侍は「式部平内」と名のります。八雲が「古い話の本に残る、とちゅうで終わった物語」として紹介した一編を、英語の原文と田部隆次訳で読みます。

2026年10月7日

目次
  1. 八雲の前おき:「とちゅうで終わった物語」
  2. あらすじ1:茶碗にうつった顔
  3. あらすじ2:「今朝、ひどい害を加えたな」
  4. あらすじ3:3人の家来
  5. そして、物語は切れている
  6. まとめ

メル美お茶の中に、知らない人の顔がうつってたらどうする?

プレ男え、こわい…。すぐ捨てるよ!

今回は、小泉八雲『骨董(Kotto)』の「茶碗の中(IN A CUP OF TEA)」です。英語の原文(1903年のマクミラン社版)をプロジェクト・グーテンベルクで、日本語訳(田部隆次訳)を青空文庫で読みました。人名・地名は田部隆次訳の漢字を、いまの字体(關内→関内など)にして使っています。

八雲の前おき:「とちゅうで終わった物語」

あらすじ1:茶碗にうつった顔

プレ男飲んじゃった!?強すぎるよ、関内さん!

あらすじ2:「今朝、ひどい害を加えたな」

あらすじ3:3人の家来

そして、物語は切れている

メル美結末がないから、かえってずっと気になっちゃう。続きは自分で考えて、ってことだね。

小泉八雲の「茶碗の中」は、若党の関内が茶碗にうつった顔ごとお茶を飲みほし、その夜に式部平内と名のる侍があらわれたところで、古い物語が切れている、という話です。

まとめ


参考文献

  1. Lafcadio Hearn. Kotto: Being Japanese Curios, with Sundry Cobwebs(New York: The Macmillan Company, 1903). “In a Cup of Tea”. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/55473 (閲覧日:2026年10月7日)
  2. 小泉八雲(田部隆次訳). 茶碗の中(底本:『小泉八雲全集第八卷 家庭版』第一書房、1937年). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/000258/card59429.html (閲覧日:2026年10月7日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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